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インク Blue Black

行書を勉強しているタイミングで、万年筆のインクも変えてみた話。

衝動買いした Pilot の KAKUNO という万年筆。
エントリーモデルというか、「こどもにも万年筆に馴染んでもらおう」というコンセプトも含みつつのエントリーモデルといった風。

万年筆に付属していたインクは Black でした。
一般的なボールペンの黒と同じような印象で、特に印象に残るような色でもなく。

それから間もなくして、Pilot の LIGHTIVE というモデルを購入。KAKUNO にはクリップが無く、ノートに挟んで携行するのに不便だったため。

これもまた付属していたインクは Black。
良いも悪いも他のインクを使ったこともない素人なので、インクの色以外の違いは全くわかりません。

が、安い紙で書く時にちょっとだけ引っかかるような。少しだけ抵抗のようなものを感じていました。

コピー用紙や、上質なノートで感じることはありませんから、やはり紙質の問題だと思われました。
(高いモデルでは違うかもしれませんが)

インクカートリッジが空になり
A5ノート(80枚)を・・どれくらいでしょうか。2/3を書いた辺りでインクカートリッジが空になりました。

「ちょっと予想より早くインクがきれたかな」

― ペン先の形状でインクの使用量は変わってくると思います。極細などではもっと書けるものかと。 ―

カートリッジを交換するにあたり、ちょっと他の色を試してみたかったので、次に選んだ色は Blue.

第一印象「カーボン紙の色だ・・」

あと古い手書きの製図や図面のイメージと言えば伝わるでしょうか。ちょっと私の中で "文字の色" という感じではありませんでしたねぇ。

そして Blue Black.
結局評判の良い Blue Black を最初から買っておけば良かったようなものですが、どうもその辺りはストレートに行きたくないというか、冒険してみたいというか。

第一印象「ああ、大人の手紙の色だ」

そういう印象の色合いですかね。
ちょっと渋いというのか、落ち着いた青系黒。
(Blue Black なんだから当たり前ですが)

そして不思議なことにですね。安い紙で感じた筆記の引っ掛かりのような。そんな抵抗感が薄れている。
(あくまで素人の私見です)

なんでしょうね。インクに潤滑剤のような役割をする成分でも入っているのでしょうか?わかりませんが。

何だかわかりませんが、とても滑らかにかける印象と感覚。

100均で買ったA5のノート。
表紙がビニール素材になっているので汚れが目立たず、遠目に見ればそれなりの品物に見えるので気に入っていたのですが、どうもペン先の引っ掛かりだけ気になっていたノート。

色を変えることで思わぬ副産物を得たような気分です。

しばらくはこの Blue Black を使ってみようと思います。
万年筆の沼はハマれば際限が無さそうなので、万年筆本体をアップグレードするのは当面の間は止めておこうかと・・。

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