楷行草 筆順・字体字典 買いまして
三省堂から出ている字体字典というものを買ってみました。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4385150516/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o00_s00?ie=UTF8&psc=1
またジャーナリングの話になりますが、楷書で文字を早く書くことの難しさというか、もどかしさ。
どうもきっちり「止め」「ハネ」「ハライ」などの、いわゆるきっちりした文字を書くことを前提にした楷書というのは、どうにもザーっと文字を書くのに適していません。
(個人的な感想です)
元々字が上手くない上に書きにくい文字を使っているものですから、書いた後が悲惨なことに・・。
役所に提出するようなものには楷書というものは都合がいいかもしれませんが、自分でしか読まないメモ書きや、日記にはきっちりした文字はいりませんからね。
調べていくうちに「行書」というものに行き当たりました
草書もくずし字っぽいように見えますが、日常的に使っている楷書の文字からかけ離れ過ぎていて、慣れや知識が無いと読めない・・。
その点行書であれば楷書の原型(?)を残しつつも適度に崩れているというのか、流れているというか。
よく注意されていた
子どもの頃によく注意されていた事の一つに。
「続け字はやめなさい」
という事がありまして。文字の「止め」「ハネ」を曖昧に書いていたんですよね。
(字なんて自分が読めるからいいじゃん)
と考えていた自分からすると、きっちりした字を書かなければならないのは苦痛で面倒な事。
角もしっかり付けなければいけないともなると、もう面倒で面倒で。
その後、社会人になると資料などもPCで作ることが増えて、手書きの文字を使うことはどんどん減っていきました。
頭の中を整理するために手書き
そして現在。頭の中を整理するために手書きがなんとなく都合が良いんだけれども、手書きだとまた楷書のきっちりした文字で再び具合が悪いことに・・。
で、今更ながら行書体を勉強しているわけです。
字典を見ながら。
amazonの評価が高かった通りとでも言いますか、「見やすい」「わかりやすい」字典だと思います。
一番上には楷書で漢字が書かれていて、その下に行書体と草書体の筆順が連続写真(?)のような感じで並んでおり、筆順と文字の構成が理解しやすい。
字典の後半には楷書・行書・草書一覧があり、楷書は一文字・行書二文字・草書も二文字の構成。
楷書は・・まぁ基本一種類ですが、行書と草書には「草書寄りの行書体」であったり、「慣れていないと何が書いてあるのか読めない草書体」があったりします。
それらサンプルが段階別に並べられているので、覚えられれば江戸時代なんかの古い手紙なんていうのも読めるようになるんでしょうかね?
全く知識がないのでわかりませんが。
速記までは行かないレベルだとしても、楷書体で書くよりもなんとなく速く書けそうな気がする行書体。
途中で挫折するかもしれませんが、今のところは
「こっち(行書体)のほうが、なんとなく書きやすいかな?」
とは感じているところです。