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ミニマリストの二人暮らし【2DK】が超絶おすすめな理由5つ

こんにちは。ゆるミニマリスト夫婦の妻です^^

今回は、同棲期間2年の私たちがいろいろな物件を内見・比較・居住した上で、「ミニマリストの二人暮らしには2DKが最適」という決断に至った理由を紹介しようと思います。ちなみに今現在2DKに住んでます。

「同棲を始めたいけど、最適な間取りが分からない」
「とりあえず定番の1LDKにしとけばいいのでは?」
「なるべく家賃を抑えて快適な二人暮らしをしたい!」

そんなことを考えているカップルさん、ご夫婦にぜひ参考にしていただければと思います。もちろん、ミニマリストでない方にも耳寄りな情報です^^

2DKがおすすめな理由その①:家賃が抑えられる

ミニマリストさんには、モノだけでなく「余計な出費を抑えたい」と考えている方が多いと思います。無駄な浪費よりも、自分が本当に価値を感じられるモノやコトにお金を使いたいですよね。
また、実家暮らしや一人暮らしで、これまでは自分の好きなようにお金を使えていた方も「同棲するなら、さすがに貯金はしなきゃなぁ」と考え始める方も多いかと思います。

そんな方ほど、安易に定番の1LDKを選んでしまうのは危険です!

なぜなら、1LDKは現在大人気の間取りであるがゆえに競争率が高く、家賃の相場が高い傾向にあるからです。

その点、2DKは昭和の時代に流行った間取りであり、築年数が若干古めの物件が多いため、同じ広さの1LDKよりも家賃が2〜4万円抑えられることが多いのです。これは複数の不動産屋さんで実際に言われたことなので事実でしょう。

こんな記事もありました。【間取りの歴史に時代背景あり】
https://www.o-uccino.jp/article/posts/622

ちなみに、ゆるミニマリスト夫婦のおうちは築年数20年以上の木造アパートですが、40平米以上の床面積がありながら家賃は6万円代です(都内、日当たり良好、角部屋、駅徒歩15分です!)。同じ床面積・他の間取りの相場と比べると、3〜4万円は違うと思います。

「まぁ、月3万円くらいなら別に抑えなくてもよくね?」となんとなく考えているあなた!侮るなかれ。

月3万円×12ヶ月=36万円
36万円×10年=360万円

固定費は毎月なんとな〜く出ていく出費ですが、それもちりつもです。360万あったら、マイホームが欲しい方は頭金に回せたり、旅行好きな方は派手な海外旅行に3回行けたり、お子さんを望む方は学費や習い事の月謝に充てたりすることができますよね。

絶対に1LDKで築浅のピカピカじゃないといやだ!というこだわりのある方は別として、少し築年数がいっていても固定費を抑えたいなという方には2DKが超絶おすすめです。

2DKがおすすめな理由その②:目的別で部屋を分けられる

1LDKとなると、LDKの部分にはソファやテレビ、ダイニングテーブルを置いて昼間の居住スペースとして使い、1部屋は寝室という使い方になるかと思います。二人がいつも仲良しで一緒に行動することができる前提の間取りですね。

しかし、生活リズムや価値観の違う二人だと、
・自分好みじゃないインテリアにされてイライラする
・一人が熟睡しているところに相手が入ってきて起きてしまう
・まだ寝ていたいのに、相手が起きたから自分も起きてしまった
・喧嘩したら一人がリビングで寝ないといけなくなる
といったすれ違いトラブルが発生したりします。

その点、2DKでは目的別に2部屋を分けて使うことができるので、生活のカスタマイズ性が非常に高いです。

例えば、
①二人の共有スペースはDKのみ、2部屋は個人個人の別部屋
②1部屋をリビングとして使い、もう1部屋は寝室(1LDK風)
③1部屋を大人用の寝室にし、1部屋は将来の子供部屋として
など、その時のライフスタイルや二人の価値観を大事にしながら内装を決めることができます。

ちなみに、ゆるミニマリスト夫婦のおうちは②に近いです。
DKの部分がとても広いのですが、そこは日当たりがあまり良くないので、一番日当たりのいい角の1部屋をリビング・ダイニングとして使っています。6畳ですが、とても広々と感じますよ^^

2DKがおすすめな理由その③:床面積が広い

先ほども少し申し上げましたが、ゆるミニマリスト夫婦のおうちは家賃6万円代ですが床面積が40平米以上あります。しかし、同じ床面積の築浅1LDKを検索すると、余裕で10万超えてきます。

そう、2DKは家賃の割にめちゃくちゃ広い物件が多いのです。

「え、ミニマリストなら床面積少なくていいんじゃないの?」

と思った方もいるかもしれませんが、私がミニマリストになって感じられた良さの一つに「空間の余白」があります。モノがたくさんあった時は、隙間があったら埋めたくなる精神だったのですが、モノが減って必要なものだけに囲まれた今、「何も置いてない空間があるからこそ、心にも余裕が生まれる」ということに気づきました。

例えるなら、日本画って、余白があるからこそ美しいですよね。
余白の美、なんて言いますが。
ギチギチにモノが詰まってる面白さ、愉快さももちろんあるかもしれないけど、私は生活においてそれは求めていません。

生きていく上で最低限の床面積があればいい、というミニマリストさんももちろんいらっしゃるかともいますが、私としては「家賃抑えられるなら、なるべくゆったりとした空間で、余裕を感じながら生きていきたい」と思っています。

それに、二人暮らしとなれば、いつ子どもが生まれてもおかしくないですよね。子どもが生まれたら、少なからずモノは増えますし、そのための余裕をとっておくという意味でも、空間の余白は必要だと思います。もちろん、今後家族を増やすことを全く考えていない方は、二人だけにとって快適な空間を追求すれば良いのですが^^

人生何があるか分かりませんからね。
変化のための余白をとっておくことは大事だと思います。

2DKがおすすめな理由その④:収納が多い

2DKはメインの部屋が2つあるので、それぞれにがっつりと収納がついていることが多く、収納よりも居住スペースの広さが重視された1LDKと比べて、収納が多い印象です。モノを持つことが豊かさの象徴であった昭和時代に作られた間取りだからでしょうか^^

でも、これまた一見、ミニマリストにとっては相反することかもしれません。ミニマリストはモノをなるべく持たないから、収納なんてなくていいという考えもありますからね。

しかし、ここが私たちが「ゆる」ミニマリストである所以です。

ミニマリストだけど、
扇風機やヒーターをしまう場所が欲しい。
二人とも楽器を弾くので、ケースや機材をしまう場所は必須。
ベッドじゃなく布団派なので、布団をしまう場所も必須。
子どもを予定しているので、オムツなどをしまう場所も欲しい。

私たちにとっては、快適に暮らすために一定の収納は必要でした。

収納なんて要らないぜ!!という強気なタイプのミニマリストさんもいらっしゃるかもしれませんが、収納はあるからといって絶対に使わなきゃいけないわけでもないですし、あったらやっぱり便利ですよ。トイレットペーパーや洗剤の詰め替えなど、生活感の出てしまうグッズを隠すこともできるので、居住スペースはすっきり空間を保つことができます^^

また、二人暮らしのパートナーが「ミニマリストやめたい・・・」となった時に、収納がないと終わります。パートナー家出します。先ほどの「余白」の話にも通づるかもしれませんが、やはり様々な変化に備えた余白の部分としても、ある程度の収納は必要だと思います。

2DKがおすすめな理由その⑤:シックハウス症候群の心配が限りなく少ない

先ほど、2DKは昭和時代に流行った間取りのため築年数が古めの物件が多いということをお話ししました。

「せっかくキラキラ同棲生活を始めるなら新築がいい」
と思っている方もいらっしゃるかと思いますが、新築の物件にはシックハウス症候群の危険性が付きまとうことをご存知でしょうか。

シックハウス症候群というのは、新築物件に使われているホルムアルデヒドなどの化学物質が災いして身体に不調をきたしてしまうというものです。新築に住んだ人全員がそうなるわけではありませんが、症状が出てしまう人は咳や吐き気、頭痛などの不快症状に悩まされます。

日中家にいることが多く、たくさん換気ができるという方なら良いのですが、共働きで昼間はずっと窓閉めっぱなしという方は要注意です。せっかくの楽しい新生活が、不快症状の始まりだったら嫌ですよね。

その点、2DKは築年数が古いことが多いので、ホルムアルデヒドなどの有害化学物質は残留しておらず、シックハウス症候群に悩まされる可能性は限りなく抑えることができます。アレルギー体質だったり、匂いに敏感だったりする方は要チェックの項目かと思います。

ゆるミニマリスト夫婦は以前、マイホームを建てようかと考えて地域の工務店の勉強会に参加したことがありました。そこでは他に数名の参加者さんがいらっしゃったのですが、うち一人の女性は「一度家をリフォームしたけれど、重度のシックハウス症候群にかかってしまい、住むどころでなくなってしまったので、また再度天然素材を使ってリフォームをしたい」とおっしゃっていました。

リフォームって、一度に数百万円はかかってしまうので安い買い物ではないと思います。しかし、その女性はもう一度リフォームをしてまでシックハウス症候群から逃れたいと考えていました。それだけ、シックハウス症候群って侮れないものなのです。

「新築=すべてがいいことずくめ」では決してないことを知っておくと、物件のミスマッチを防ぐことができると思います^^

さいごに

以上、ゆるミニマリスト夫婦が考える、ミニマリストの二人暮らしに2DKが超絶おすすめな理由5つでした。

「新築ピカピカな家でキラキラ同棲生活したい」(煽ってません)
「築古だと映えないし、友達に見栄張れないからやだなぁ」
「貯金なんてバカバカしい!金は派手に使ってナンボだ!」

という方にはあまり参考にならなかったかもしれませんが(?)、二人暮らしの間取りを検討する上で少しの判断材料にしていただけたら幸いです^^

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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