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ゆるみな。
2018年2月1日 18:52
都合のいい時にだけ眉を垂らしてあごを引き、上目遣いで見つめてくる。気分次第で頬を擦り寄せ足を絡め、唇をなぞって身体を這うように甘えてくる。そんな君が可愛くって、愛おしくって、そして堪らなく羨ましかった。「私は今日飼っていた猫に捨てられた。」深夜2時。ベットの中で気持ちよく眠っていた私の耳元で鳴るスマトーフォン。夢と現実の狭間でぷかぷかした頭をお越し手を伸ばす。「こんな時間に