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本当の自分ってなに?

周りの人に嫌われたくなくて、ついつい話を合わせてしまう。

恋人や上司の求めている姿に、近づこうとする。

ついつい、「なんだか違うな」と思っても、共感してその場をしのいでしまう。

みなさんには、こんな経験がありませんか。
私自身、これまで人と考えていることが違ったり、心から共感ができなくても何となく話を合わせていることが多くあったように思います。

社会と自分の中で齟齬が生まれることはしかたがないこと。

話を合わせたり、社会の求められていることに応え対応することは悪いことであるとは思いません。むしろ、そういったことができたことによって、友好関係を築くことができたり、社会の枠組みに合わせて生きられてたのだと思います。

人間は、一人では生きていけません。
(山奥でひっそりと自給自足生活をするという選択をしない限り…)

つまり、この社会で生きていく限り、社会から求められることもありますし、社会のルールに適応して生きていかなければならないということです。

社会と自分の間にはどうしても齟齬が生まれます。この齟齬を埋めるために、人は仮面をかぶり、社会に求められている役割を演じようとします。

求められることに応えることは悪いことではなく、生きていくには必要なことだと思います。しかし、求められている自分が本来の自分と一体化してしまい、本当の自分がわからなくなってしまうことがしばしばあるように思います。

自分の内なる声を大切にする。

自分の仮面をつけている外向きの自分に人格が乗っ取られないようにするには、内なる自分に意識を向け、バランスをとっていくことが大切になってくるように思います。

一番良いのは、内なる自分を表現できる環境があるということです。

①本当に信頼できる人に聞いてもらう
信頼できるというのは、100パーセント自分の意見を肯定してくれる人ではなく、一つの意見として受け入れてくれるような人だと思っています。
これは、相手ありきなのでとても難しいと思いますが、やはり人間は共感されたり、話を聞いてもらえてりすることで自分に自信がわいてくるように思います。
自分の心の内を語れる人がいるならば、聞いてもらったり、語り合えたりするといいですね。

②ノートに自分の意見を書き出す
これは、自分の今思っていることを分析するのに役立ちます。なんとなく自分の頭で考えているだけより、言語化し視覚化することにより内なる自分をより意識できます。
書きあがったものを俯瞰して見ると、意識していなかった自分の姿が見えてくることもあるのでおすすめです。

外なる自分に意識を向けすぎて、自分を失わずに生きていけるように内なる自分も大切にしてあげましょう。それが、幸せな日々を送る上で大切になってくると思います。

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