謎めいた数字の秘密に迫る!自然と芸術に潜む「フィボナッチ数列」
フィボナッチ数列をみなさんは知っていますか?自然界や身近な生活の中に、一見ランダムに見える美しい構造やパターンが数多く存在します。実は、これらの多くは、フィボナッチ数列と呼ばれる数学的な法則に基づいて形成されています。
イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチによって発見された数列です。1と1から始まり、前の2つの数の合計を次の数とするという、非常にシンプルな規則に基づいている数列です!
1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, 34, 55, ...
(う〜ん、美しい・・・🥰っと思う人はオタクですね🧐)
黄金比との関係
フィボナッチ数列と密接な関係を持つのが、黄金比と呼ばれる1:1.618の比率です。
フィボナッチ数列を連続する2つの数の比で表すと、黄金比に近づいていくことが分かっています。この黄金比がすごいんです!何がすごいって芸術や自然界、ロゴやデザインなど身の回りにたくさんあるんですよ。今回はそのうちのほんのわずかな部分を紹介したいと思います!
芸術作品における黄金比
多くの芸術作品において、黄金比は構図や形態の決定に用いられてきています!
例えば、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」や「最後の晩餐」は有名で、人物の配置や顔の比率などに黄金比が用いられているんですね!
ミケランジェロの「ダビデ像」や「システィーナ礼拝堂の天井画」も、黄金比に基づいた完璧なプロポーションで知られています。
古代ギリシャのパルテノン神殿や、中世のゴシック建築など、多くの建築物に黄金比の比率が用いられています。近現代の建築物でも、黄金比に基づいたデザインを採用しているものがあります。
黄金比は、人間の視覚にとって最も美しく調和のとれた比率であると考えられています。そのため、黄金比を用いた芸術作品は、見る人に安定感や心地よさを与え、作品の魅力を高める効果があります。
フィボナッチ数列と黄金比の応用
近年では、フィボナッチ数列と黄金比を応用したデザインが、様々な分野で用いられています。
グラフィックデザイン
ロゴマークやアイコン、Webサイトのデザインなど、様々なグラフィックデザインに黄金比が用いられています。ペプシのロゴですが、赤・白・青の円弧が重なり合うロゴマークですが、その円弧の比率は黄金比に基づいています。(なんか落ち着く配置だと思ったら黄金比が使われているんですね🧐) 他にも、Appleや旧Twitterなどのロゴにも用いられています!
プロダクトデザイン
家具や家電、食器などのプロダクトデザインに、黄金比に基づいた形状や寸法が採用されています。よくあるものでいえば、家庭にある大型テレビの画面のサイズは黄金比にかなりよせてあります!他にも、スマートフォンの画面のサイズにも採用されています!!
フィボナッチ数列と黄金比は、芸術における普遍的な美しさの法則と言えるのも頷けますよね!
数学と芸術・・・全く関係ないようで、実はそうではないのがお分かりいただけましたか?
フィボナッチ数列について理解を深めることは、芸術や身近な生活の美しさに気付くきっかけとなるんですよ!意識して探してみると、身の回りの様々なところに使われていて面白いですよ🤩