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西洋絵画の謎を解く7つの視点:初心者でもわかるアートの楽しみ方


美術館で出会うたくさんの絵画の中で特に西洋絵画との出会いは多いのではないでしょうか?
私は、初めて(主体的に)美術館に足を運んだのはモネの印象派展でした!
ある程度自分なりに作者のことや、技法、当時の時代背景などを調べて見に行ったため、そういった情報を踏まえて絵画を楽しんだことが非常に良かったです。
そこから少しずつアートの世界に興味を持ち足繁く美術館にも通うようになったわけですが、いつもいつも事前に調べていくわけでもなく、ただなんとなく行ってそこで出会った絵画をなんの情報もなくただ見て楽しむのもとっても好きです!
本日は、そういった絵画鑑賞もいいのだけれども、あえて、7つの視点に絞って、こんな見方ができるよ!っていうことを紹介したいと思います。
見方を知らなくても楽しめるが、見方を知っているから楽しめるのも絵画です!
人によっても、見方を知ってる方が安心して鑑賞できるって人もいるかもしれないですよね!

7つの視点

1.イコノグラフィー
2.アレゴリー
3.構図
4.画法
5.光と影
6.色彩
7.遠近法

すぐわかる西洋絵画の見かた 著 岡部昌幸

これらについて詳しく書いていると全部読むの大変だーってなってしまうかもしれないので、興味ある部分だけでも読んでみてください😁
今まで書いてきた記事を使ってポイントごとに紹介していきたいと思います!

イコノグラフィー

こちらは以前書いたこちらの記事を読んでいただくとよくわかると思います!
要は、描くときの決まりごと!物や生き物が何を表しているのかを解釈することです!


アレゴリー

アレゴリーとは、絵画の中に描かれた寓意のことを表しています!
画中画(絵画の中に描かれている絵画)などはアレゴリーになっていることが多いそうです!

フェルメール 天秤を持つ女

こちらの、絵画の中には最後の審判が描かれていますよね!
ミカエルとその前の天秤を持つ女性が重ねて描かれていることに意味を持たせているわけですね!
どんな意味があるかって?
それは正解はないのであなたがどう思ったかでいいんです!
どんな意味があるんだと思いますか?

構図

こちらの記事で少し構図について紹介しているのでぜひご覧ください!

画法

画法には様々な特徴があります!
フレスコ、テンペラ、油彩などなど!
以前、油絵を完成させたといわれる画家についめ紹介したのでそちらの記事を載せたいと思います!

光と影


光といえば印象派ですね!
特に上記のルノアールの記事では光の描き方を比較して紹介しているのでぜひご覧ください!


色彩


色についての記事は上記の記事を読んでいただけるとなんとなくわかると思います!

遠近法

みなさんもご存知だと思いますが、遠近法とは絵の中に三次元空間を描き出すために編み出された技法です!
あまり知られていないかもしれませんが、遠近法にも種類があって例えば、線で立体感を出す、線遠近法や、色で表現する空気遠近法などがあります。
こういった知識を持っているとなぜ絵画が三次元的に見えるのかがわかって面白いですよ!



自分の記事を振り返ってみるとたくさん書いてきたんだなーって改めて感じました。
もし、一つでも読んでいただけたらスキをお願いします🥺


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