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【大安場古墳群を見てきました】ゆるく楽しむ日曜地質学:2024年9月8日号

本日から日本地質学会の学術大会が開催され、昨日から会場のある山形市に滞在しています。
山形市は仙台市から車で1時間。
そもそも数年前まで住んでいた街なので懐かしいです。

こんなところに古墳が??

話は山形市とは全く関係なく、お盆明けに遡ります(笑)
仕事で福島県の郡山市へ行った際に、「古墳」があることに気づきました。
「古墳」とは、あの古墳です。
つまり昔の人のお墓です。

大安場史跡公園内の様子:筆者撮影

その名も大安場古墳群(おおやすばこふんぐん)。
現在は古墳群の周辺部を含め、大安場史跡公園として整備されています。
本当は地形図上に場所を示したかったのですが、icloudの調子が悪く、タブレットからPCに移せなかったので今回は割愛。

上の写真は1号古墳へ至る通路の入り口付近です。
何やら怪しい壁が・・

大安場史跡公園内の様子②:筆者撮影

なるほど!
土器が発掘された状況を復元したものなんですね。

大安場史跡公園内の様子③:筆者撮影

階段を登ると、前方に緑のピラミッド的なものが見えます。

大安場史跡公園内の様子④:筆者撮影

右の高台へ上がると説明看板がありました。
さきほど見た古墳は4世紀後半のものと推定される前方後方墳でした。
つまり、前も後ろも四角な古墳です。
古墳時代の中の初期の形態だそうです。

詳しくは以下リンクでどうぞ👇

大安場史跡公園内の様子⑤:筆者撮影

wikipediaの画像とほぼ同じ(笑)
良い撮影ポイントだと思いつつ撮影したのですが、みんな考えることは同じなんですね。
こうしてみると、前方後方墳は中南米のピラミッドに似ている感じがします。

あの階段を登ってみたかったのですが、当時はものすごく暑い日で、午前の仕事で既に多少疲れていたのもあり、無理はしませんでした。
社会人たるもの、昼休みの散歩でぶっ倒れちゃいかんだろうと(笑)

郡山市の大安場古墳群。
近くを通りがかる際は、ぜひお立ち寄りください。

今週の予告

先日の金曜日は久しぶりに記事を2本書き上げることができました。
以下のような日程で投稿予定です。
金曜日の分はまだ書けていませんが、内容は決めているので、まず間に合うと思います。

〇9/11 水曜日:日本の歴史と地形・地質
壁上の要害:岐阜城の地形と地質part2【お城と地形&地質 其の八-2】

〇9/13 金曜日:都道府県シリーズ 2週目
岐阜県山県市の地形・地質について【都道府県シリーズ第2周:岐阜県】
※タイトル変更します

では、今週もよろしくお願いいたします。

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