【都道府県シリーズvol.9】東京都:プロローグ
都道府県別に地形と地質の特徴をザックリ見ていくシリーズ。
第9弾は東京都です!
しばらく近況報告や決意表明、ハザードマップ関連だったので、久しぶりの感覚です(笑)
東京都の全体像
東京都と言えば誰もがご存知の日本の首都です。江戸です。
皇居、国会議事堂、東京都庁、小池都知事。
政治経済だけでなく、日本のあらゆる面での中心地。大都会。
といったイメージです。
では、地形図を見てみましょう。
スーパー地形(カシミール3D)より抜粋。
なおカシミール3Dは元データとして国土地理院の「電子国土」を使っているそうです(出典:国土地理院ウェブサイト)
※トップ画像や以下の地形・地図画像すべて引用もとは同じです。
やはり平地が多いですね。
国土地理院地図をかぶせてみましょう。
鉄道や道路が環状に走っていたり、国道が放射状にのびています。
では都道府県境を入れてみましょう。
東から西に向かって、綺麗に平野→山地と移り変わっているのが特徴的ですよね。
ちなみに東京都と言えば、ここだけではないですよね。
伊豆諸島や小笠原諸島などの多数の島々も東京都です。
伊豆諸島です。
全部紹介しきれませんが、大小合わせて沢山の島々があります。
東京都の地形区分
今回の地形区分では、島しょ地域以外の本州地域のみにしました。
島は島ごとに紹介する記事を書いてみたいと思っています。
では見ていきましょう。
これまでと同様に土地の高さの違いで色分けしています。
青色:標高0m~10mくらいの平野を中心とする地域。
緑色:標高10m~200mくらいの平地~中山間地域。
茶色:標高200m~800mくらいの山地を中心とする地域。
赤色:標高500m~1500m超の高い山を中心とする地域。
東京都はそもそも47都道府県の中でも面積は3番目に小さく、地形も平地が多いので4地域のみになりました。
以下でそれぞれの区分に属する23区、市町村を紹介します。
東京都シリーズのインデックスとして使って頂ければと思います。
都道府県シリーズ:「東京都」のインデックス
①:東部平野地域
足立区、葛飾区、江戸川区、荒川区、墨田区、江東区、中央区の全域。
台東区のほぼ全域。
板橋区北部、千代田区・港区・品川区東部、北区北東部、大田区南部、目黒区・文京区東部(ごく一部)、新宿区北東部(ごく一部)、世田谷区南東部(ごく一部)。
②:中央部平野~中山間地域
練馬区・豊島区・中野区・渋谷区・杉並区・西東京市・武蔵野市・三鷹市・調布市・狛江市・清瀬市・東久留米市・東村山市・小平市・小金井市・稲城市・府中市・国分寺市・国立市・東大和市(ひがしたまとし)・立川市・日野市・多摩市・町田市・昭島市・福生市(ふっさし)・武蔵村山市・瑞穂町の全域。
目黒区・文京区・新宿区・世田谷区のほぼ全域。
板橋区南部、千代田区・港区・品川区西部、北区南西部、大田区北部。
青梅市・羽村市・あきる野市・八王子市の東部。
☟この地域の記事
③:中央やや西部山間地域
青梅市・日の出町東部、あきる野市中央部、八王子市西部、檜原村(ひのはらむら)南東部、奥多摩町東部(ごく一部)。
④:西部高山地域
青梅市南西部、日の出町・あきる野市北西部、檜原村中央~西部、奥多摩町のほぼ全域。
⑤:離島地域
各離島は地形区分に含めず、別途紹介します
☟この地域の記事
今回は、ここまでとなります。
今後は各地域の地形・地質についての詳しい情報をお届けしたい思います。
お読みいただき、ありがとうございました。