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【地名に刻まれる歴史】ゆるく楽しむ日曜地質学:2023年1月22日号

今年の仙台市は今のところ、ほぼ雪が降らず快適な冬です。
と言っても仙台の場合は降っても数cmなので、雪国に比べたらだいぶ楽なのですが(;^_^A

地形図を見て歴史を感じる

現在、桶狭間の戦いをテーマに記事を書いており、地形図を眺めて感心しています。
と言うのは、地形図を見るだけでも歴史に登場する城や砦の位置が分かる場合があるからです。
例えば・・

大高城周辺地形図:スーパー地形より

この場合は、大高城、鷲津砦、丸根砦それぞれの跡地が記されています。
城ならまだ分かりますが、一時的に建てられていた砦の跡地まで残されているなんて感慨深いですよね。
やはり日本史の中でも重要な戦いがあった場所だからでしょうか?

鳴海城周辺地形図:スーパー地形画像に筆者一部加筆

そして面白いのが、こちらです。
何と善照寺砦があった場所が「砦」(赤丸)という地名なんですね。

鳴海城は地形図には記載はないですが、現地に跡地が残っているようです。
丹下砦は現在のお寺(光明寺:青丸)で、中嶋砦(黄丸)は現在は住宅地が建てられており、その一角に石碑が建てられているそうです。

今週の予告

今週は木曜日に1記事投稿の予定です。

〇1/26 木曜日:日本の歴史と地形・地質
桶狭間の戦い③:合戦の概要【合戦場の地形&地質vol.1'-3】
※タイトル変更の可能性あり

当面、仕事やら何やらで時間がとられるので、しばらくは週一投稿を続ける予定です。

では、今週もよろしくお願いいたします。

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