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海と空に架かる大橋と伝統と革新が交わる街を歩き倒す! 散歩録・新木場編Vol.3
どうも、Tsuchinocoです。
この記事は東京散歩録・新木場編Vol.1,Vol2の続きです。もし興味がありましたら是非覗いて見て下さい!
前回は夢の島公園エリアを巡り、歴史と植物を堪能しました。今回はこの散歩の最終目的地、東京ゲートブリッジを目指して新木場駅から南へと歩を進めていきます。
その道中にはこんなお店が……
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新木場にこんな洒落た店があるなんて…! 倉庫をリノベーションしたこの店は世界各地の工芸品や家具などを取り扱っているそうで、外装だけでなく内装もお洒落でした。また、他では絶対に食べられないオリジナリティ溢れる料理が食べれるレストランや、スタジオも併設されているそうです。
自分の服がクソダサかったので入店しませんでしたが、大変魅力的なお店だと感じたのでいつか訪れようと思います。皆さんもオシャレをしてぜひ!
散歩を続けます!
先ほどのお店からほどなくして歩いていると、工務店や木材を管理している倉庫など木に関係しているスポットが沢山見えてきます。流石は江戸と東京を支えた有数の貯木場だっただけあります。
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かつて貯木場だったのは下の写真の矢印で指している辺りで、道中ではその名残を見ることができます。
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かつては大量の木が浮かんでいたその場所ですが、現在ではちょっとの木とコンテナのような物、作業用の浮島?のような物がゆらゆらと浮かんでいる少し寂しい景色になっています。
ただ、最近では新木場の興隆を目的とした「海床」というプロジェクトが進んでいるのだとか。かつて木の街として栄えた新木場の原風景を残しつつ、次世代のデザインやアイデアを取り入れた、新しい"新木場"を目的としているそう。
サイトは下記から──。さっきのお店といい、こういう試みは本当にワクワクしますね!
さて、街を後にしてしばらく歩くとようやく目的地が見えてきます!
東京ゲートブリッジ・江東区立若洲公園
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東京ゲートブリッジは若洲から海の森(有明)を繋ぐトラス式の橋です。2002年に事業が開始し、それから10年後の2012年に開通しました。橋の長さ(橋梁区間)は約2.6Km、海面からトラス部分の最も高い(構造高)高さは約90mにも及ぶ巨大な橋で、かつその独特な形から近隣では「恐竜橋」という愛称で呼ばれています。
そんなゲートブリッジですが車で走行するだけでなく、歩行することも可能なんです!
橋の上には麓にある若洲公園の塔から行くことができます。
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橋の上は立地と高さ故に視界を遮るものが殆どなく、圧倒的な解放感です。
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最大桁下高は54mで、いろいろ合わせると海面から橋の上は60mほど。あの巨人マンガの超大型巨人とほぼ同じ高さです。
ここで突然の報告ですが、実は私かなり重度の高所恐怖症です…。
そんな私にとってこの橋はかなりの危険スポットでして、実は昇降塔のエレベーターの時点で膝は震えていました(笑)。
とはいえ、折角来たので橋の真ん中にある巨大なトラスを撮るため「フツウノハシ…フツノハシ…フツウノ」と呟き、自己暗示しながら中心を目指しましたが、無理でした……(コンジョウナシ)。
根性のある方はぜひど真ん中まで行ってみてください!
橋の麓の桟橋(有料)には多くの釣り人たちがいます。
私も何年か前にここで鰯を狙って釣りをしましたが、ひたすらに餌をばらまいているだけでした(笑)。写真を撮っていた時には沢山釣れていました。
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今回は日中の景色を載せましたが、夜には橋全体がライトアップされます。とてもゴージャスで迫力満点なので、興味のある人はぜひ行ってみてください!
さて、最後の目的地も巡り満足したので、再び歩いて新木場駅へ向かいます。
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新木場駅へ向かっている途中から雨が降り始め、次第に本降りになりいつの間にか全身ずぶ濡れに……。傘も持っておらず、ローファーで長距離を歩いて足や腰が疲労困憊になりながらも、じっくり歩を進めて……
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駅周辺に到着。
しかし、ここで私の悪い癖が発現……!
「もっと歩こうかな……?」
ということで(やめときゃいいのに)、新木場駅の隣駅「葛西臨海公園駅」まで散歩延長です。
歩くのは国道357号線沿いの歩道。この道は普段から人通りが少なくお気に入りの散歩道。しかも、この日は休日でチャリンコ通勤社会人も殆どいないですし、ましてや夜で雨。人通りが限りなく少ない最高のコンディションです。
テンション爆上がりでいざ再出発です!
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本筋から離れるので駆け足での紹介ですが、この道中の景色もとてもいいので、興味がある人はぜひ一度足を運んでみてください!
散歩の終点「葛西臨海公園駅」に到着して今回の散歩録は終わりです。
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一言で東京と言っても、主要な駅やその周辺以外はあまり都民でも知らないものです。ただ、どんなところにだって歴史があって、機能をしていて、人が働いていて、魅力があります。たとえ訪れることが無くともそういった地域の魅力を自分の記事で感じて貰えれば、と思う今日この頃です。
ちなみにこの散歩は8月の前半のことです。新木場編が終わるまで約1月半もかかっていて、その間にも散歩、旅行にも出かけているので書くことがいっぱいです。もう少し小出しにして書かないと処理しきれないと反省しました(泣)。
次回はレインボーブリッジか岐阜旅行のことを書きます。
では、また!
Tsuchinoco