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歯と金運の話

良かれと思ってあだになることもある

ヨーロッパの有名なことわざに

地獄への道は善意で敷き詰められている

というのがあるけど、これには2つの解釈があるそうだ。1つは「悪意は善意の顔をして近づいてくる」というもので、詐欺師が近づいてくるときの笑顔などはこれにあたる。

もう一つの解釈は、「良かれと思ってやったことがあだになる」という意味で、アメリカの自由と正義などはまさにこれだし、新興宗教の勧誘もこちらに当てはまる。勧誘している側は相手の幸せを願ってのことだろうが、実際のところは地獄への一本道だ。

そして、ぼくがここに占いのことなどを書いたばあいも、一歩間違えれば後者の部類に陥る。だから、昨日の記事の中で気になっていたのに書かなかったことがあるのだ。でもどうしても気になるので書いてしまう。

占い方面のこと

そういう方面が嫌いな人は読まないでほしいんだけど、しかし・・ゲッターズ飯田さんは

占いをバカにするのは貧乏人!

と言いきっていたし、これはまんざら当たっていないともいえない。うまいことやっていく人というのは、なにごともアタマから否定する前に上手に利用するものだ。

もちろん、依存してはいけないので、以下はあくまで参考程度に、自己啓発本の延長くらいのつもりで読んでください。

顔相はバカにならない

さて、今日はゲッターズさんの話ではなくて、歯のことなのでつまりは顔相にかかわる話だが、経験上、顔相は意外とバカにならない。名医は患者の顔色から健康状態を読み取るというが、その延長だと思ってもらってもいい。

ぼく自身は素人だが、かつて顔相の権威が来日した時にちょっと教えてもらう機会があったので、そのすごさがすこしはわかる。

講義の合間に、遊び半分である有名政治家の顔写真を鑑定してもらったんだけど、この人は外国人なので写真が政治家だということはもちろん知らない。

しかし、顔写真を見ながら、彼(政治家)の過去の勢力と、これから晩年にかけての勢力を解説してくれたんだけど、そのときは「まさか」と思ったが今のところはその通りに進んでいる。

まあ真偽はともかくとして、顔相には健康状態や金運などがシロウトにもわかる範囲でわりにはっきり出やすいのである。

ちなみにその「権威」も占いは余技で、本職は工場経営者だ。そして採用時には金運の良い顔相の持ち主しか雇わないので、彼の会社はウハウハなのである。

占いをバカにするのは貧乏人!

という言葉を体現した人物だと言えるだろう。

歯と金運

それで本題に入るが、昨日紹介した、「物価高騰で”高齢者”が困窮」という動画の中で気になる点があった。

76歳の林さんは病にたおれて仕事を失い、生活保護を受けているが、物価高騰のあおりで困窮してフードバンクに頼っている。けれども、動画の最後に

とにかく人に迷惑かけないこと(5:07)

と語っていた。どれだけ追い詰めらても、人に迷惑をかけることだけはしたくないというのが彼の矜持なのだろう。しかし、昨日の記事でぼくは

さしあたって人に迷惑をかけたほうがいい場合もある

と書いたんだけど、これは一般論ではなくて林さんはちょっと無理してでも歯を直したほうがいいと思ったのだ。動画の最後に林さんは「後は死ぬのを待つだけ」と笑っていたが、そのときの前歯が気になった。

前歯が気になる

すくなくとも僕の知っている範囲で、前歯の欠けている人で金運のいい人はいない。これを読んでいる人で、「私は前歯が欠けているけどお金に困っていない」と言う人はいますか。僕の知っている範囲ではいない。

「前歯と金運」にどういう因果関係があるかはナゾだけど、奥歯ががんばり屋さんと関係しているというのは、歯科衛生士さんから何度も聞いているし、王貞治さんなんか奥歯がボロボロだそうだ。

そして、下記の記事で歯科医は

特に前歯は「見た目」を印象付ける非常に重要な歯となります。

といっているので、そのあたりが、もしかすると潜在的に金運に連動しているのかもしれない。

いずれにしろ、歯というのは不思議な「器官」だ。

ぼくは過去に2回前歯が欠けた(同じ場所)ことがあるんだけど、どちらもあとで振り返れば金運低下の前触れだった。1度目は仕事が忙しく、何か月も放置していたんだけど、そのときは痛い目にあっている。

しかし、2度目に欠けたときにはその反省ですぐに歯科医に予約を入れてすばやく修復したので金運へのダメージも最小限で済んでいる。

上の記事にも書かれているように前歯がちょっと欠けたくらいなら5000円で治る。ただし、ブリッジで2万円。インプラントなら30万円だ。

林さんは、見た感じ前歯が3本足りないので、これを治療するにはかなりのお金がかかる。生活保護を受けている状態では無理だろう。しかし、彼は「このまま節約してなんとか」と言っているけど、前歯をなめたらイカンのだ。

もしぼくなら、1回生活保護を外れてサラ金で借りてでも前歯を修復する。そのほうが、回り道のようでも結局は早いという実感がある。

おそらく、林さんの場合は病に倒れてから抜けたというより、働いている間にすでに前歯は欠けていたはずだ。そのときにさっさと修復していればここまで追い込まれることもなかったのではないか。

インプラントまで勧めれば新興宗教に勧誘しているのと変わらないので林さんに連絡するわけにもいかないんだけど、読んでいる方で前歯が気になる人は5000円で治せるうちに、さっさと修復したほうがいいかもしれません。

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