わたしに30秒ください
他人と会話していて、話の流れから外れるけどどうしても言いたいことがある場合に
って言うことありません?ぼくはこの「30秒だけください」をけっこう多用する。
「30秒」にしているのはあくまで自分の感覚だ。「10秒では苦しいけど、1分はもらいすぎだろ」と思うので30秒にしているんだけど、言われる側の気持ちとしてはどうなのかな?
多いですか、少ないですか。どうおもいます?
ちなみにNHKの人気番組『漫画家イエナガの複雑社会を超定義』の主人公イエナガはいつも最初に
と言うので、イエナガは「1分」なのだ。
実際のところ、イエナガは12分しゃべるんだけど、いきなり「12分ください」とは言わない。まず1分もらって編集者の心をつかみ、それから残りの11分をしゃべりとおす。
人間は、だれでも1日24時間しかもっていない。大富豪だろうと大貧民だろうとこの点だけは変わらない。そして、今の時代はみないそがしいので、いきなり「12分ください」といわれたらみなめんどくさい。
これはSNSにもあてはまるわけで、Twitterは1投稿140文字だった点が大きかったし、TikTokも1本60秒まで(現在は3分)だった点がポイントだった。
このnoteも、イエナガと同じやり口で「30秒ください」なのだ。まずは200文字(つまり30秒)もらってそのあいだに相手の心をつかんで、もうちょっと読ませたいと考えている。
そこでいわゆる「Quick Win(クイック・ウィン)」と呼ばれる手法を使う。「すばやい成功」という意味だけど、最初にちょっとしたクイズを入れたり、かんたんなコツなどを伝授して視聴者のハートをつかむんですね
今日の場合だと、
まででだいたい200文字。ここまでであなたになにかしら思わせて、ハートをつかもうとしている。
その後は、だいたい2分で読み終われるように書いているんだけどいきなり「2分ください」と言うと大変なので、まずは30秒で勝負するわけ。
なんでここまで時間を気にしているかというと、ぼく自身がボイシ―やらYouTubeなどで時間を取られるのが苦手だからだ。
10分のボイシ―を毎日聞こうと思うと倍速でも5分はかかり、毎日5分はなかなかキツくて挫折する。でも活字に起こしてくれると1分で読めてしまうのでありがたい。
自分がそうだから、読者もそうだろうと思っている。今日の記事はゆっくり読んで1分15秒でした。ここまで読んでくれてどうもありがとう。
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