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健康より大事なものとは?
ぼくは、厚労省の言うことを頭から否定はしないが、鵜呑みにするタイプでもない。しょせんお役所はお役所であり、頼りになる部分もあれば、ダメな部分もある。
その厚労省のHPに、マスクの着用方法についてこう書かれている。
(1) マスクの着用について
マスクは飛沫の拡散予防に有効で、「新しい生活様式」でも一人ひとりの方の基本的な感染対策として着用をお願いしています。ただし、マスクを着用していない場合と比べると、心拍数や呼吸数、血中二酸化炭素濃度、体感温度が上昇するなど、身体に負担がかかることがあります。
したがって、高温や多湿といった環境下でのマスク着用は、熱中症のリスクが高くなるおそれがあるので、屋外で人と十分な距離(少なくとも2m以上)が確保できる場合には、マスクをはずすようにしましょう。
マスクを着用する場合には、強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心がけましょう。また、周囲の人との距離を十分にとれる場所で、マスクを一時的にはずして休憩することも必要です。
外出時は暑い日や時間帯を避け、涼しい服装を心がけましょう。
この文章は、6つのセンテンスで成り立っているが、「着用をお願い」しているのは第1文だけで、のこりの5文はすべて
外せるときは外せ
と書いてある。
ぼくが外せと言っているのでも、マスコミが言っているのでも、どこかの研究機関ががいっているのでもない。国がそう言っている。
さて、ぼくは毎日公園に散歩に行く。公園と言っても、ブランコや砂場があるような小さな公園ではなくて、1周すると1時間かかる。
米軍に接収されていた広大なエリアが返還されたものなので、サイズがアメリカンである。他の人との距離は2mどころか5m以内にちかづくこともない。
最近は日差しも強いし、速足で歩いていると、汗をかくのでマスクは外している。しかし、まわりの人はだれ一人外さない。
ぼくが反抗的なわけでも、反マスク運動をしているわけでもない。お役所が「外せ」と言うからおとなしく外しているだけだ。
つまり模範的な行動をとっているのである。しかし、まわりはだれひとり外さない。みなさん
反政府活動
をやっているのだろうか。
しかし、マスクを外しているぼくのほうをちらちらとみてくる人がいる。
あらかさまに迂回して通る人もいる。
まるでこちらが反政府活動をしているようだが、くりかえすけど政府は「はずせ」と言っている。つけても外してもいいとは書かれていない。着用については「お願いしています」と低姿勢だが、外すことについては
はずすようにしましょう
かなりの命令口調である。
ちなみにアメリカの大学の研究によると、緑のある場所で呼吸すると免疫力がアップすることがわかっている。
都市の空き地に緑を植える実験を進めたところ 緑の少ない地区にくらべて犯罪率が9%下がった
— ゆる子ゆる雄/ 欧米ポッドキャスト好き翻訳者 (@yuruko_A) April 29, 2020
週末に3日間自然の中で過ごすだけで体内のナチュラルキラー細胞は50%増加する
1か月後に測定しても25%の増加状態を維持
緑の画像を見るだけ 木々の匂いを嗅ぐだけでも効果があることがわかっている
木々のにおいをかぐだけでもナチュラルキラー細胞は50%アップするそうだけど、みなさん、自分の吐いた息をかぐほうがいいらしい。
吐いた息が、グリーンガムみたいな匂いなのだろうか。いや、そうではなくて、「となりのひとと同じにしていること」のほうが、政府の指示よりも、命よりも大切なのだ。
さすが、太平洋戦争などというものを起こした命知らずな連中だなあ、などと感心しつつも、付き合ってられないので、せっせと木々のにおいをかいでナチュラルキラー細胞の増加につとめている。