自分の武器を見つけるためのパターンライティング 自ら明かりを燈せ
瀧本さんの講演「人のふりした猿にはなるな」にシンパシーを感じながら、なぜパターンライティングを学んでほしいのかを紹介します。
人のふりした猿にはなるな
瀧本さんの講演から引用しながら考えてみます。
このようなことが書かれています。
外見だけは人間なんですけど、やってることは人間以下という人が老若男女問わず世の中にはたくさんいてですね、そういう人たちに「早く人間になってくれ」ということです。厳しいことを言うと、「自分で考えてない人は、人じゃない」わけです。
すごいですね。私は、ここまで言えません。けど、気持ちは似ています。私が言えるのは、思考停止する時と、思考を続ける時、その両方を使い分ける必要があります、ぐらいでしょうか。このような思考と思考停止を使いこなすお手伝いをしたいです。
先ほどの記事が公開された2020年6月29日よりも少し前でに似たようなことを書いています。どこかで影響を受けたのかもしれません、仲間意識のようなものを感じました。
人として生きる社会を作りたい
政治についても言及されています。
誰かすごい人がすべてを決めてくれればうまくいく、という考えはたぶん噓で、「みなが自分で考え自分で決めていく世界」をつくっていくのが、国家の本来の姿なんじゃないかと僕は思ってます。
まったくの同感です。「すごい人」が決めたことに従うのではなく、みんなが自分で考えることが大切なのです。
政府や地方自治体の形も現在の形ではなく、それぞれの人たちを大切にするような仕組みに、移行していくと考えています。これを書き出すと、別の話になってしまうので、今日は触れません。
一部の「カリスマ」と呼ばれる人だけがすごいのではありません。これを読んでいる あなたが すごいのです。世界中のすごさを見つけ、それをお祝いしたいのです。
自分の武器を見つけよう
私も、今までの経験の中で、いろいろな武器を作ってきましたし、これを読んでいる みなさんも武器を持っています。
パターンやパターンランゲージを書く、ということは、自らの武器を見つけ、その武器を磨く行為に他なりません。
自分が何を考えているのか、それは何故なのか、どのようなときに使っているのかを、対話しながら共に考えていく「知」の発見のプロセスです。
例えば、朝、なにげなくやっている歯磨きや洗顔、朝食、、などにも「知」が隠されています。この「知」は、価値を生み出す武器となります。日常生活からサービスやプロダクトの開発にも結びつきます。店舗で仕事の方法にも変化が出ます。
このような「知」は、あなたの武器となり、あなたの価値を生み出します。
本を読むだけではなく、自らの行動できる状態に
第一檄で手に入れた「武器」
★ 奴隷でも、猿でもなく、「人間」になろう。
★ 本を読んで終わり、人の話を聞いて終わりではなく、行動せよ!
本を書いていくことも考えています。ただし、瀧本さんが書かれているように、本を読んで終わりではなく、実際の行動できる状態になってほしいと考えています。
そのため、ワークショップとして用意し、そこで練習していただきたいと考えています。
パターンライティングは、自分の武器を見つけ、それを磨きながら、新たな武器を見つけていきます。その武器を自らの灯りとして、自分自身を導いていきます。
お仕事やワークショップの依頼をお待ちしています
本アカウントでは、多くの人が<人>として生きることのできる社会や教育を実現するために作りました。
パターンライティングだけでなく、数学や科学、哲学や心理学の授業も行っています。例えば、システム理論を子どもたち向けに教えています。
多くの人に知っていただきたいです。
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