「もう頑張れないな」と思った時に読んでほしい。
「あの時は、なんであんなに頑張れたのだろう。」
「もう、あんな風には頑張れないな。」
「あんな辛い思いはしたくないな。」
という経験。
たくさん、たくさん、自分を褒めてあげてほしい。
何かの目標があって、前向きに頑張っていたこと。
目標があったはずなのに、それはいつの間にか「やらなきゃいけないこと」になっていて、何を目指していたのか分からなくなっていたこと。
けれど、ひたすら頑張っていたこと。
生活のために、毎日毎日、必死になっていること。
「もうあんなに、頑張れないな。」
と思っていても、ライフステージが変われば、その場面は状況を変えて必ずやってくる。
そして、私達はそれを必ず乗り越えられる。
過去を振り返り、始めて「なんであんなに頑張れたのだろう。」と思う。
一見、「前進」と思われるものだけが、「頑張っていること」ではない。
「前進」に疲れて、立ち止まる時。
ベッドから起き上がれない時。
思考がストップしてしまった時。
パソコンのキーボードを押せなくなった時。
読んでも、読んでも文書が頭に入ってこない時。
家事がしんどい時。
身体が重くて仕方がない時。
見える世界から色の鮮やかさが失くなって見えた時。
その瞬間もちゃんと頑張っていて、ちゃんと乗り越えられるからね。
本来は、休むことなんて頑張ることではないかもしれないけど、ずーと動いていると、休む事に対して「頑張る」必要がでてくるんだよね。
「停滞」しているようにみえることが、実はじわじわと「前進」している事も多くあるからね。
だから、この瞬間も、たくさんたくさん自分を褒めてあげよう。
たくさんたくさん、休んであげよう。
そして、できれば「もう、頑張れない。」ではなく、「もうちょっと、頑張れるかな。」と思える程度で、休める毎日を。
頑張らなくても、休める時間を。
私を含め、多くの人達が持てますように…。