Woocommerceの便利プラグインを紹介します
毎日note、10日目!ちょこちょこ日付をまたいだ時間に更新してますが、一応自分が起きてから寝るまでに書くっていうことにしています。。
最近WordPressを利用したECショップ構築のお仕事をしていたので、そのときに使ってみて便利だったプラグインをご紹介します。
WordPressでECサイトを作るとき、使用するプラグインはおそらくWelcartかWoocommerceの2択なのではと思います。
Welcartは何度か使用してたんですが、今回は多言語対応が必要で、Welcartで多言語にしようとすると、言語の数だけWordPressが必要になるということだったのでWoocommerceにしてみました。
Woocommerceを多言語化するプラグイン
これには2つのプラグインを利用。まずWordPressを多言語化するPolylang。
そしてPolylangをWoocommerce対応させるプラグイン。
おおかた、これでなんとかなりました!商品カテゴリーが多言語化できなくて表示方法に悩みましたが、、一番推奨されてるのはWPMLの利用だそうなんですが有料でして、今回のお客様は商品数も少なく、商品説明もほとんど英語だから、カート部分とかちょっと日本語になればいい、っていうテンションだったので無料プラグインでやりきることにしました。
クーポン機能を拡張する
iHerbsなどの海外サイトではおなじみのクーポン機能。Woocommerceにもデフォルトでついていて、ユーザーや期限、使用回数や最低購入金額なども設定できるんですが、今回は、商品2点以上お買い上げのかたを対象にされたい、ということでこちらを利用しました。支払い方法や配達方法でも制限できるようです。
配送料をこまかく設定する
購入する側としては一律料金がわかりやすくていいのですが、小規模でECを運営される側としては、送料は死活問題。。宅急便の料金表を共有いただいたんですが、たしかにこれは、あんまり送料サービスしすぎると辛いだろうな、、という感じ。
デフォルトでは、商品ごとに配送クラスを設定でき、大きいサイズの商品と同梱するときは大きいサイズの方の送料を適用する、か、単純に商品✕送料で積み上げていくか、という設定方法になるんですが、今回は、商品1点の場合は80サイズ、2点以上だったら100サイズにしたい、さらに、この商品は別送なので、一緒にカートに入った場合は、この商品だけ120サイズ✕個数で送料追加、、という感じでなかなか複雑でした。しかも海外はEMSで重さ配送。。で、今回唯一の有料プラグインを入れました。
同じような機能のプラグインは他にもあったんですが、これが割安で、しかも細かく送料の条件を決められてなかなか便利でした!
決済方法
多言語化にした場合決済画面だとどうなるのか不安で、決済会社にかたっぱしから問い合わせまくりました。せっかく調べたのでのっけておきますね。
下記の決済会社はどれも、Woocommerce用のプラグインがあって連携はかんたんにできます。
Woocommerceと決済を連携させるには、サイトに埋め込むか、ポップアップが開いて決済会社のサイトに飛ぶか、という感じになるんですが、多言語サイトにする場合、決済会社のポップアップで多言語が用意されてないと困るわけです。サイト埋め込み型だと、サイト上で翻訳テキストを用意しておけばOK。
あとはカードの決済手数料ですよね。固定費がかかるけど都度の決済手数料は安い、決済手数料は高いけど固定費はかからない、、っていうのは月の売上見込次第かなっていう感じですよね。
今回は通貨は円、JPY決済なので外国の方が決済される場合はカード会社から為替手数料が追加されます。
1. Paypal(画面遷移するけど多言語OK)
Paypalアカウントを持っていないユーザーはアカウントを作成してからの決済になるので、アカウントなしのユーザーにカード決済してもらうにはオプション月額3,000円が必要。
https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/developer/wpp
2. Square(埋め込み)
専用カードリーダーで店舗決済も可能なので、対面販売もOK。
初期費用、月額固定費なし
カード決済手数料:3.6%(ECサイト)
店舗カード決済手数料
Visa、Mastercard、American Express、Discover、Diners Club:3.25%
JCB:3.95%
https://squareup.com/jp/ja
3. Stripe(埋め込み)
初期費用、月額固定費なし
カード決済手数料:3.6%
https://stripe.com/jp/pricing
4. ソニーペイメント(埋め込み)
初期費用:0円
月額固定費:3,000円
カード決済手数料:3.5%
トランザクション費用:5円/件
https://wc.artws.info/product/sonypayment-for-woocommerce/
5. ペイジェント(埋め込み)
初期費用:10,000円
月額固定費:5,000円
トランザクション費用:5円/件
カード決済手数料:3.3%
https://www.paygent.co.jp/payment_service/package_cart/wordpress/
6. SBペイメント(埋め込み)
初期費用:30,000円
月額固定費:2,000円
カード決済手数料:
Visa/master 3.1%
JCB/AMEX/Diners 3.3%
https://wc.artws.info/sbps-for-wc/
7. イプシロン(ポップアップ:英語表示に切り替え可能)
プラグイン購入:10,000円
プラグイン年間使用料:10,000円
月額固定費
Visa/Master/Diners:3,000円
JCB/AMEX:2,000円
カード決済手数料:3.6%
今回は対面販売も行ってカードリーダーも使用されたいということだったので、申込みでカードリーダーがもらえるキャンペーンもやっていたSquareにしました。画面UIもGoodです!
Woocommerceは世界中で使用されてますが日本語の情報があまりありません。。でも英語でググるとなんでも出てくるので、Google翻訳など使用すれば、機能も満載でかなり使いやすいのではと思います!
今回無料プラグインでは商品カテゴリーの多言語化ができなくて、関連商品に中国語と英語の同じ商品がならぶ、、っていうこともあったんですが、フックもたくさん用意されているおかげでなんとかなりました!OPENまでは大変でしたが、一度やるとつぎはかなりスムーズにいけそうです!