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辛かったあの時が、今に繋がったという話。~自己紹介2~
こんにちは!
ゆるゆるいきたい、ゆーるーです。
以前自己紹介の記事を書きました。
今回はその中から、ゆーるーが今のゆるゆるスタイルに至った、原因?由来?となる、辛かった過去の話、そしてそこから今に至るお話をしたいと思います。
今回は、まさかの「ゆるゆるしてない話」なので。。。
そういうお話は苦手だなって思う人は、遠慮なくここでブラウザバックしてください!
話は、大学卒業してから今に至るまでの「仕事」に関してがメインの話です。
1.一社目~とにかくラクしたい、安定を求め~
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新卒で入社した会社は、とにかく安定してそうということと、楽そう?という思い込みから、選んだところでした。
その当時は大学生が楽しすぎて、出来ればこのまま働きたくない、働くにしても大変なのはイヤだ、みたいなマインドでした。
しかし実際に働いてみたら、そりゃあ仕事ですから、ラクなんてことはなく…
初任地は田舎に飛ばされ、田舎だけど残業もそれなりにあり、、、
夏でも涼しいオフィスビルでパソコンカタカタしてるのが社会人だと思ってたのですが、、、
田舎の古びたオフィス、というか事務所?で、夏は暑くて冬は寒い…
スーツよりも作業着、パソコンよりも電話・外回り。
最初は想像とのギャップに落ち込みましたが、それも次第に慣れ、案外楽しく仕事ができていました。
それなりの対価も得てたので。
それから何度目かの異動を経て、晴れて(?)本社へ。
昔は憧れだった、オフィスビルでパソコンカタカタのしごと。
でも、当時は全く嬉しくなかった。。。
なんせそこは、社内でも噂の超ハードな部署…
噂に違わず、とんでもないパワハラ上司の機嫌を伺いながら、まるでタイムスリップしたかと思うような体育会系なノリ。
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正直、全く合わなかった。
そこでは本当に何も出来なかった。
それなりに色々経験して、仕事はできる方だと勝手に思い込んでたけど。
そこでは空気を読もうとしすぎて何の意見も言えず、何が正解か分からず、とにかく苦しかった。
頑張り方が分からなくなり、心が死んで行った……
今思えば、心を無にしてよく頑張ってたと思う。
心よりも先に体に異常が出た。
原因不明の体調不良を一年のうちで何度か繰り返した。
帯状疱疹や喉のつっかえ、職場で前触れもなく倒れた時もあった。
それでもその時はなんとも思わず仕事に向かってた。
その後のある日、熱を出して会社を休んだ。
熱と共に激しいめまいがした。
そして
そのまま起き上がれなくなった。
その日から会社に行けなくなった。
病院ではうつ症状と言われ、しばらく休職することに。
その後、うつ症状→「うつ病」といつの間にか変わっていました。
そこからは暗く長いトンネル…
一度復職するも、また休職に戻り…なんてことをしながらついには退職することになります。
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しかし今思えばこの働いていない期間は、今までの人生をゆっくり振り返り見直す、とても有意義な時間になっていました。
新卒で就職してから約10年。
当然この会社で定年まで働くと思ってたし、とりあえず給料さえ貰えれば良いという、思考停止に陥っていたことに気づきました。
なんで働くんだっけ?
何がしたかったんだっけ?
なんのために頑張ってた?
自分って何が好きなんだったかな…
改めて考えたことのなかったこれらの問いを、この期間にひたすら考えていました。
そして、この頃から精神疾患やメンタル関係、自己啓発、スピリチュアル、心理学、健康…あらゆる本を読み漁ってました。
そしてある時から、自分の好きだったことを思い出します。
それは、「カメラ」「写真を撮る」ということでした。
2.好きなことをして、生きたい
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昔、写真部だった時は、正直あまり真面目に活動してませんでした。
それがここに来て、写真にどハマり。
人物を撮るポートレートが楽しくてしょうがありませんでした。
知り合いやオンラインで知り合った人に声を掛けたり、イベントカメラマンをしたり、とにかくチャンスがあればひたすらに写真を撮りまくっていました。
そしてそのうちにこんな思いを持つようになっていました。
「写真を撮ることを仕事にして生きていきたい」
その頃はSNSや書籍の影響で、自分の本当に好きなことを仕事にして生きていきたいという気持ちが強くなっていました。
それは新卒の時、やりたい仕事なんか考えたことも無くて、とにかく「安定」「ラク」な仕事…、そんなことしか考えてこなかった反動だったのかもしれません。
その代わり独学でたくさん写真の勉強をしました。
書籍を買い、写真系YouTubeを見まくり、もちろん写真も撮りまくり…
時には東京や大阪まで飛んでいき、会いたい人に会いに行ったり…
最初は個人で稼げるようにと思い、色々とやってみましたが、やはりそんなに簡単に稼げるものでもなく。
どうして上手くいかないんだろうって、悩みました。
そこで辿り着いた答えは、
「圧倒的経験不足」ということでした。
写真の知識や技術を磨くために場数を踏まなければ行けないことは、身に染みて分かっていました。
しかし個人で活動している現在の自分が場数をふむためには、まず写真を撮らせて貰えるように宣伝だったり営業だったりも、同時にやらなければ。
でも、それをしてると肝心の写真を撮る時間が削られ…というジレンマに悩みました。
このままでは駄目だということはすぐに気づきました。
写真もなかなか上手くならないし、このまま稼げないとそもそも生活していけない。。
でも…、何としてもカメラマンになりたい!
好きなことをして生きていきたい!
そうだ、まずはどこかの写真スタジオに入社して経験を積もう!
そうしたら、写真撮る場数は踏めるし、給料だって貰えるから、生活もしていける!
そして写真スタジオへの転職活動を開始。
程なくして、ありがたくも内定をいただき、晴れてカメラマンとして働くことが出来ました。
これが私の会社経験、2社目です。
…とここまでは良かったのですが。
結局、この会社はたった3ヶ月で辞めることになりました。
好きなことを仕事にしたいと、短期間でたくさん勉強して、やっと夢が叶ったというのに…。
実はこの会社で働き始めてから、すぐに感じ始めたことがありました。
それは「これじゃない」感。
この時の感覚はまだ上手く言葉にできないのですが、一つだけ言えるのは、毎日が全く楽しくなかったということです。
むしろ辛かった。
働いてみると、またもやタイムスリップしたかのような、まだこの世にこんな人存在するのか、というようなパワハラ上司に散々やられました。
そして…
3.二度目の退職
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それでも好きなことなら頑張れると思ってやっていましたが、またもや心より先に、身体がダメになりました。。
仕事に行けなくなり、そのまま退職。
退職後は、体調は良くなったはずなのに、何も出来ない。
何の気力も起こらない。
好きなことでもダメなのか…、頑張ってきたことは全て無駄だったのか…、もう働くことは出来ないのか…
またもや、負の感情のループに陥り、前回以上に立ち直ることが出来ませんでした。
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好きだったはずのカメラへの興味は一切なくなり、それ以降全く写真は撮らずに、ただただ家に引きこもる日々。
そんな生活は約1年続きました。
1年経って体は元気になっていたものの、働くなんていう気力は全く持ってありませんでした。
その頃の私は、2回も不甲斐ない退職をしたことで、自信をすっかり失っていました。
生きていくために働かなければ行けないのは分かってるけど、こんな自分がまた働くことができるのだろうか。
何とか就職出来たとしても、またすぐ体調をくずし、辞めてしまうのではないか。
そう思うと、何も動き出すことが出来ずにいました。
しかし、いよいよ今までの貯金も尽きてきて、自力では毎月の生活費が支払えるかギリギリのところに来ました。
そこで私はとりあえずでも何か仕事を探さなければ、とハローワークに行ったり、ネットで求人を探したりし始めました。
そんなある日、求人情報を探している時に、ネットでふと見つけた「就労移行支援」というサービスがありました。
就労移行支援とは、
働くために必要な知識やスキルの習得、企業実習、職場環境を整えるお手伝いなど、働く前から働き出した後までの不安や心配を解消し、あなたの「働きたい」に寄り添うサービス。
いきなり働き始めることには自信が持てない。
けど、このサービスを利用すればそんな自分でもまた働けるかも…
もうその時は、藁にもすがる思いで就労移行支援に通うことに決めました。
この選択が、後に功を奏します。
4.就労移行支援サービスでの訓練
それから就労移行支援サービスには、約8ヶ月通いました。
そこでの訓練は、私のような社会人経験者には当たり前のような内容でしたが、それがむしろ良かったと思います。
そこで私は今までの会社員生活で当たり前のようにやってきたことを思い出しました。
思い出すと共に、それらができることは実は当たり前ではないということに気づきました。
そして精神疾患を患ってからの今の自分も、前までと変わらず仕事(を模した訓練)が出来ている…!
それらの気づきと日々の訓練のおかげで、私は日に日に働くことへの自信をみるみる取り戻していきました。
働くことへの意欲も増していき、次第に「早く就職したい」という気持ちが強くなってきました。
5.大苦戦した就職活動
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訓練開始から三か月後、いよいよ就職に向けて、求人に応募を始めました。
しかし自信を取り戻したとはいえ、それはあくまで自分自身の中だけの話。
その時点で、私への客観的な視点、いわゆる「市場価値」は下がりに下がっていました。
2社目での短期退職、その後一年以上のブランク期間、そして年齢。
まず書類審査がほとんど通りませんでした。
書類審査では、個人の能力(強み)と言うよりは、減点方式で見られる気がします。
その場合、私の履歴書では減点されるポイントがいくつもあり、面接まで辿り着くのが極めて困難でした。。。
「応募者全員と面接します」と謳っている企業ですら、返事も来なかったことがありました。
新卒時の就活、一回目の転職活動の時とは明らかに感触が違いました。
失敗が続き、また自信を無くしかけましたが、そこであきらめませんでした。
少しでも書類審査通過率をあげたくて、履歴書、職務経歴書は何度も何度も内容を見直し、作り直しました。
同時に、と「書類審査さえ通ったら、面接では絶対負けない」と思えるくらい、何度も面接の練習、シュミレーションを繰り返しました。
そのおかげで、やっと書類審査が通った一社に面接でも合格し、無事内定をいただくことが出来ました。
大変だっただけあり、この時の喜びは未だに忘れられません。
それと共に、採用してくれた今の会社には、感謝の気持ちでいっぱいです。
6.そして現在
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今もその会社に働き続けていて、ちょうど一年半経ちます。
その後は体調を崩すことなく、毎日楽しく働けています。
一社目の時は、働くことは生きるため仕方がないと思って、働いていました。
二社目では、理想とは違う現実にぶち当たり、働くことへの自信を失くしました。
そして現在は、
とにかく働くことが楽しい!!
きっと昔の自分が聞いたら驚くと思います。
どうして働くことが楽しくなったのか。
いくつかの要因があります。
それについてはまたの機会にお話出来ればと思います。
一ついえるのは、超ホワイトな働き方だから、というのは大きいです。
ホワイトな環境でゆるゆる働いております。
きっと自分にはゆるゆるが合うんだと思います。
そんなこんなで今の「ゆるゆるにいきたい、ゆーるー」は誕生しました。
記事が長くなってきて、全体的に端折った部分も多いので、またの機会に振り返れればと思います。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
おしまい。
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