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テレワークは「業種」より「職種」で導入を
テレワーク導入が今一つ進まない。
というか、二極化が始まっている。
デスクワークが多く、一人一人にパソコンが貸与されており、接客が少ない企業はテレワーク導入が早かった。
ほぼコロナ禍が始まった時期に、部分的テレワークに移行されている。
そして、テレワークの利便性と通勤ストレス、対人ストレスの軽減を実感すると、ますますテレワーク導入に拍車がかかり、企業全体のテレワーク化に拡大している。
一方、接客業、製造業、運輸業など人力が主な業種は、テレワーク導入が遅れている傾向がある。
「ウチの業種ではテレワークはムリ」と思われている方も多い。
確かに、「業種」で見ると難しい場合もあるだろう。
では、その「業種」に携わる従業員全てにおいてテレワーク化はできないのだろうか?
そこで、「職種」でみてほしい。
例えば、営業職
今までなら客先に訪問して、打ち合わせや商談をしていたが、コロナ禍になってしまい、客先から訪問を断られる場合もあるだろう。
そこで、zoomやSNS、メールを使ったリモート営業に切り替える。
まぁ100%とは言わないが、訪問営業の半分、せめて30%くらいを切り替えただけでも、『ゆるく』テレワーク化になる。
同じように、事務作業も毎日出社を隔日にすることから始めてみても良いだろう。
頭ごなしに「テレワークはムリ」と考えて先に進まないよりも、「一部の従業員」「一部の部署」だけでもどうしたらテレワーク化できるかを考えててはどうか。