テレワークは不便
その通り。
従来の働き方からすればとても不便である。
そもそもが、従来型の働き方をそのままテレワークにするから、差異が生じる。
まず、コミュニケーション手段が違う。
隣の席の同僚はいないのだ。
メール、SNS、電話での伝達になる。
会議もリモート。
表情も掴みにくく、言葉のニュアンスも伝わりにくい。
お客様も同様だ。
齟齬や誤解が生じ易くなる。
また、備品の管理、パソコン周辺機器の状態なども自分で気を使わないといけない。
そして極め付けは、「全体の仕事内容が把握しづらい」
年配の管理職がテレワーク導入に踏み切れない上位の理由がこれだ。
では、逆にこれらの点が幾らかでも軽減されるか解消されれば、テレワークの不便さも軽減されるのではないか?
問題点が分かっているのならば、そこを工夫することにより克服できる。
テレワークの利点である「通勤時間の省略」「時間の自由」「集中しての仕事」「家事との並立」などを考慮すれば、ムリのないテレワーク導入も可能だ。
もう一度言う。
不便だと思うのは、従来型をそのまま取り入れてしまうからだ。
弱点や問題点をそのままにしておかないことでテレワーク導入はよりスムーズになるだろう。