書籍メモ『自分でできる子に育つ ほめ方・叱り方』2

【自分でできる子に育つ、ほめ方】
01、安易な「ほめて伸ばす」には要注意!
・子どもに不安やプレッシャーになる
・モチベーションが下がる原因になる
・さまざまな弊害

02、3種類のほめ方、どれが正解?
・ほめる=評価する側の主観
①おざなりほめ(perfunctory)
②人中心ほめ(person focus)
③プロセスほめ(process focus)

03、"おざなりほめ"と"人中心ほめ"がNGな理由
○4つの問題
①「ほめられ依存」になる
②興味を失う
③チャレンジ精神が低下する
④モチベーションが低下する

04、ほめるときの3つのポイント
①成果よりもプロセス(努力・姿勢・やり方)
②もっと具体的に
③もっと質問する
・むやみやたらにコメントしない
・子どもが求めているのは評価でなく共有
・本当にすごいと思ったら「すごい!」もOK

【自分でできる子に育つ、叱り方】
01、罰を与える叱り方がNGな4つの理由
①より攻撃的、反発的な態度を生みだす
②力を使った問題解決方法が正当化される
③親子関係にヒビが入る
④罰を与えても反省を促さない

02、褒美と罰、2つの落とし穴
○褒美:物をあげる、むやみにほめる
○罰:物をとりあげる、叩くなど
○どちらも上から行動をコントロールする方法
○与え続けないといけない
○子どもが自己中心的な考え方になる

03、上手な叱り方の4つのポイント
①「ダメ!」「違う!」をできるだけ使わない
②結果ではなく努力やプロセスに目を向ける
③好ましくない行動の理由を説明する
④親の気持ちを正直に伝える

上手な叱り方1
○肯定の言葉から始める

上手な叱り方2
○過程や手法中心の声かけ
○具体的なフィードバック

上手な叱り方3
○自分の行動がいかに影響を与えるかというモラルに焦点を置いて、具体的に説明する
→自分の行動と結果の因果関係を理解する
→相手を思いやる気持ちが生まれる

上手な叱り方4
○親の気持ちを伝える
→わたしメッセージ(I message)を使う
→あなたメッセージ(You message)は責められていると感じさせ、自己防衛の反応をとってしまう
○わたしメッセージのつくり方
行動+感情+影響+提案


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