見出し画像

さすが本場の華やぎ✨フランクフルト・レーマー広場のクリスマスマーケット【全文無料】

まずは、12月20日夜にドイツ東部マグデブルクで発生した事件について触れないわけにはいきません。

残念ながら近年、クリスマスマーケットでの死傷事件が発生しています。2016年12月19日のベルリン、そして2018年12月11日のストラスブールの事件が記憶に新しいかと。

現在では、車両が入れないように大きなブロックを置くなど、どのクリスマスマーケットも厳重に警戒していますが、今年もまた痛ましい事件が起こってしまいました。被害者の皆様とご家族に、心からお悔やみとお見舞いを申し上げます。

わたしが今年、憧れのドイツのクリスマスマーケットを訪問するにあたり、11月末の比較的早めの時間を選んだのは、このあたりの懸念があったのは間違いがありません。とは言え、すべてはタイミングなのでまあ運がよかったというだけの話。年末年始の混み合うイベントでは、ぜひ皆様ももちろんわたしも気を付けて参りましょうね。

さて、こちらがフランクフルトのレーマー広場のクリスマスマーケット。周辺の通りや広場まで広がっていますが、ここが中心地と言えます。

グリューワイン=ホットワインのお店はいかにもヨーロッパのクリスマス🍷

左側はアツアツの焼き立てワッフルのお店。

こちらの左側はジンジャーブレッドに似た「Magenbrot」と呼ばれる焼き菓子などが販売されています。この屋台の屋根をよく見てみると…。

サンタさんの足が!あわてんぼうのサンタクロースみたいな感じかしら?😂

おおお、クリスマスマーケット名物のレープクーヘン!ハート型の大きなビスケットですね。ちなみにこれは基本的にディスプレイ用で、友人の体験談によるとあまりおいしくないそうです(※食べられることは食べられる)。

もはや屋台ではなくきちんとした建物のようになっている雑貨屋さんも。くるみ割り人形がお出迎え。

なお、レーマー広場といえば屋根が階段のようなこの3つの建物が超有名です。もともとは中世に建てられたものでしたが、第二次世界大戦にイギリスの空爆で破壊されたため、戦後に完全に再現する形で立て直されました。

広場をぐるりと囲んでいる他の建物もこの可愛らしさ。ドイツ=メルヘンの世界だわぁ🥰

いかがでしょうか、このキラキラ感✨✨✨

このメリーゴーランドが放つ輝きと音楽がまた夢の世界にいざなうようで。見ているだけでもヨーロッパのメリクリ浮かれモードを満喫できました。そう感じるのはわたしだけではないようで、周囲の人たちも魅せられたように、ぐるぐる回転する木馬たちを眺めていましたよ💗

ホットチョコレート(ココアですね)やアップルワインなど、あたたかい飲み物が人気。

チーズフォンデュやホットドッグなどのあったか系食べ物も🌭

日本のコンビニを思い出させるこの入れ物は…。も、もしかして肉まん!?と思って近づいてみたところ、中身はバターやチョコクリーム。

ドイツのクリスマスマーケットを訪問するのは初めてだったのですが、想像を超える魅惑の世界でした。何より、老若男女が童心に返ったように華やかな雰囲気を楽しんでいる様子が、非常に強く心に残りました😌

ヨーロッパでは元旦はおまけみたいなもので、多くの人にとってクリスマスは事実上の一年の締めくくり。一年を振り返って神様や周囲の人々に愛と感謝を捧げる大切な行事です。そしてこのように美しい場所でひと時を過ごすことは、誰にとっても大切なご褒美。わたしもそこにいるだけで胸に希望の光が灯り、心があたたまりました。

すべてのクリスマスマーケットやその他の集まりが、人々が平和に参加し、あたたかく声を掛け合える場であってほしいと心から願います。

クリスマスはお祝いする方もしない方もいらっしゃるでしょうが、どうぞどなた様もあたたかく幸せな年末をお過ごしください。Merry Christmas🎄🎅💗

ここから先は

0字

¥ 200

期間限定!Amazon Payで支払うと抽選で
Amazonギフトカード5,000円分が当たる

この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?