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着物文化はひとつの言語:その②着物の柄にはほぼすべて意味や由来がある!

このシリーズの「はじめに」「その①」は上のリンクからどうぞ☆

前回書いたとおり、着物コーデはほとんどすべての場合において、季節をほんの少し先取りしてお伝えするいわば「季節の挨拶状」のようなもの

俳句に必ず季語が入るように、日本語の手紙は必ず時候の挨拶から始まるように、料亭の日本料理に必ず旬の食材が取り入れられるように、お能や歌舞伎の演目は季節にちなんだものが選ばれるように、着物には季節感は欠かせない存在なのです。

その「季節感」だけでコーデを成立させることもできますが、多くの場合、とくにフォーマルな着物を選ぶ際にはほぼ必ずそれ以上の意味を込めます。

その柄の意味を知ったとき、着物は語り始める

そもそも、着物の柄にはほぼすべて意味や由来があります。パッと見て推測できそうなものもあれば、知識のない人にはまったくわかりえないものもあります。まずはいくつか例を見てみましょう。

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