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私たちのクリスマス 2

書いてから気がついたのですが、同じテーマを数年前に書いてました、うっかり。ですが、せっかくなので比較の意味も込めてこちらの日記をvol2として、このまま突き進みます。


メキシコ人の夫と日本人の私、第三国に住む私たちのクリスマスは半分メキシコ、半分フランス。今年はこんな感じになりました。

栗のスープ

こちらはフランスの料理。色味が美しくはありませんが、味は美味しいです。
玉ねぎ、セロリ、栗を炒めた後、チキンブイヨンで煮込み、ミキサーでポタージュにしたものにクリームを入れて仕上げました。

その後、写真をうっかり撮り忘れましたが、ここにマカロニチーズもありました。

バカラウ

バカラウは鱈の塩漬けを塩抜きしてトマトをベースに香草とジャガイモで煮込む料理。トッピングにオリーブ、パプリカのマリネ、唐辛子の酢漬けを添えて。
塩漬けの鱈の事をバカラウと言い、この料理の事もバカラウという、ややこしいものです。元々はポルトガル、スペインから来たものらしく、スペインからメキシコにたどり着いた方々がメキシコに広めたものと思われます。
この塩抜き加減が意外と難しいのですが、今年のバカラウは誰もが唸る、過去最高の出来でした。

赤いブッシュドノエル

中はこちら、下の白い部分はバニラのムース、赤い四角い部分はラズベリーのぜりー(?)。こちらのケーキは以前紹介した最高のクロワッサンを作る実家の近辺のパン屋さん兼ケーキ屋さんのもの。大抵はどちらかだけが美味しいのですが、この店は恐るべく、パンもケーキも最高に美味しいのです。パリ市内のそこらへんのケーキ屋さんより数倍美味しくて毎回驚かされます。今回のこちらのケーキも甘さがすごく控えめで酸味を上手に生かし、ムースの柔らかさビスケットのサクサク感と大満足の仕上がりでした。

今年は人数が多いので2つ目のケーキとして私もブッシュドノエルを作る予定でしたが、うっかり前日の夜まで忘れていたので、そのまま忘れることに。
当日は素直に謝罪をし、来年のクリスマスには作る宣言をしました。


こちらはおまけで後日我が家で食べたブッシュドノエル。近所のものです。
味はまぁまぁ。もう少し甘さ控えめだったら、嬉しかったなぁ…。


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