「アリでもなくキリギリスでもなく自分を責めることなく」 今日のゆりりん2021.4.19
「アリでもなくキリギリスでもなく自分を責めることなく」
今日のゆりりん2021.4.19
コロナはチャンス!
楽しく仕事していますか?
特定社会保険労務士
西垣裕里(ゆりりん)です。
今日は、
1, ハ・ワン文・イラスト、岡崎暢子訳「あやうく一生懸命いきるところだった」ダイヤモンド社 2020
2, キム・スヒョン著、吉川南訳「私は私のままで生きることにした」ワニブックス 2019
<引用・気になったキーワードなど>
1,「誰が一番お金を稼ぐでしょうか大会?」「こんなに一生懸命生きているのに、自分の人生はなんでこうも冴えないんだ」
2,「心配は今日を生きる力を奪うだけだ。」
<読んで考えたゆりりんコメント>
アリをやめたキリギリスの本。
アリはアリで大変だ。
アリのように生きることがいいことのように
刷り込まれているが、
今を生きて、困ったら助けてもらう生き方も
教えていく必要もあるのではないか。
将来のことばかり心配していても、
今日生きるエネルギーが失われるばかり。
特に、「過労死」「過労自殺」の絶えない日本では。
この2冊が、お隣韓国の作家のもので、
それに日本人が共感(売れているらしい)
するのは、
どうも隣の国でも共通の課題らしい。
タイトルを読むだけで楽になる。
働くことは生きることそのものだ。
生きづらさと働きづらさは直結する。
アリのように働けない人たちも
アリのように働かなければならないと
思い込んでいる。
キリギリスではだめだと自分を責める。
以前、
「こっちで楽しく生きていればいい。」
そうアドバイスをもらったことがある。
アリたちを変えたいわけではない。
アリのように生きたかったけれど、
生きられなかった。
それではキリギリスかというと、
そうでもない。
そのどっちつかずの生き方を
認めてほしいわけでもない。
アリとして生きられない罪悪感なんて、
アリとして生きることを望む者による支配でしかない。
アリでいてくれると都合がいいからだ。
誰にとって?
アリでもなくキリギリスでもなく
自分を責めることなく。
(特定社会保険労務士 西垣裕里自己紹介)
私は、
労務管理は、
家屋で言うと基礎部分であると考えます。
違うところは、
相手が感情のある人間であって、
コンクリートではないことです。
基礎部分ですから、
労務管理力は、危機対応力です。
この未曾有のコロナウイルス感染症の
世界的なパンデミックで、
職場での感染やクラスター発生も多いです。
労災請求するときや、
やむを得ず事業縮小せざるを得ない場合の
雇用調整助成金申請の際に、
日頃の労務管理が
きちんとできていると
対応がスムーズです。
ただし、
今後この労務管理は、
「労働時間管理」ではなくなると
考えています。
(もちろん、それ以外にも
入退社管理や社会保険雇用保険資格取得喪失管理
年次有給休暇管理など多々あります。)
仕事とプライベートが統合されていくことで、
「労務で職場と家庭のジェンダー平等を実現」
が可能になると考えるからです。
仕事内容・責任度合い、労働時間長短による
賃金格差や雇用形態差別などはない職場。
働きがいの満足度は、
事業理念の実現のためです。
「職場のジェンダー平等の実現こそ働きがいの証」
です。
女性も男性も仕事も家事もすればいいと思います。
性差ではなく個人差です。
コロナをチャンスに、
働く意欲のある潜在ワーカーの活躍のために、
同一労働同一賃金の実現のために
人事評価制度と
賃金規程を
見直しませんか?
ゆりりん社会保険労務士事務所
SDGs 目標5
「職場のジェンダー平等を実現」
特定社会保険労務士 西垣裕里