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<働き方改革Q&A>バ畜です。法律の知識がすべて通用するんすか!?

(写真)アゲラタム@ガーデニング
地植えにしたらすくすく育って、今花ざかりです。




<働き方改革Q&A>

Q バ畜です。法律(労働法等)の知識がすべて通用するんすか!?


A 働き方改革のゆりりんです。

「ブラックバイト」と呼ばれていたものが、

社畜をモジって「バ畜」と言うらしいです。

私も今回初めて知りました。

しかも、飴とムチを使いこなすマニュアルもあるところも

あるそうでタチが悪いです。

もちろん、社畜同様に自虐的表現の場合もあるとのことですが、

困っているということを前提にします。


はじめに、

アルバイトをしながら、

学費と生活費を稼がなければ、

大学生活を送れない学生がいるのに、

学費が高いという議論にはならず、

バ畜云々の枝葉の議論にすり替わっていくことに

私は反対してます。


大学・大学院まで教育費を国が負担して、

日本の未来へ投資をすべきです。

北欧諸国では、

大学院まで国が負担しますが、

だからといって、

全員が大学院まで進むわけではないそうです。


さて、

本題です。

「法律(労働法等)の知識がすべて通用するんか!?」問題。

結論からいうと、

空気を読むなら法律知識はいりません。

右見て左見てみなと同じようにするなら、

ということです。

小学校就学前から

私たちが親や周りの大人たちに

黙示的に教育されてきたことです。


ただ、昨今のジャニーズ問題やビックモーター問題のように、

必ず問題は明るみに出ます。


私は子どものころから

その「みんな一緒」というのに馴染めなかったのです。

「帰国子女か。」とか、

「外国行ったらどうか。」など

いろいろ言われましたが、

まだ日本にいます。

将来は分かりませんが。

空気を読んでみたこともありましたが、

(当然、状況判断はします。)

空気を読みすぎると調子が悪くなることに気付きました。

ですので、

一抜けすることもしばしばです。


そして、

「類は友を呼ぶ」と私は思っています。

「わざわざそんな会社を選ばなくてもいいのに。」

と思うこともあります。

会社を変えるのは確かに大変です。

私も痛感しています。

ジャニーズ問題が、

やっと時代が追いついて問題化したように、

待つしかない場合もあります。

それよりも、

自分自身のセルフケア(ストレスケア)

の方が大事です。

自分を大事にできるのは、

自分だけです。

ご自愛ください。


大人になった私は、

法律を仕事にしていますが、

その法律がクソ法(「天下の悪法」と上品に表現するひともいますが)

の場合も往々にしてあるのです。

法律は争いを生まないために、

あるはずなのに、です。


法律が時代に合っていない場合もあるのです。


<まとめ>


年功序列制がなくなりつつありますが、

まだまだ残っています。

若手は、仕事に見合った給与がもらえず、

一方「働かないおじさん」に代表されるように、

一定程度の年齢になると、

逆に仕事のパフォーマンス以上の給与が出ます。

その分岐点は45歳とも言われています。

そして、

若いうちの苦労は買ってでもしろという文化も

根強いです。

バ畜の背景に、

そのような制度や文化もあるのではないでしょうか。

企業は様々です。

事業主の考え方ひとつです。

いろいろな会社があります。

いろいろな社長がいます。

バイトのうちにいろいろな人がいることを

経験することも大事です。

空気を読んで自分を犠牲にしますか?

それとも、

空気を読んでも従わず自分を大事にしますか?

決めるのはあなたです。


ゆりりん社会保険労務士事務所
ゆりりん行政書士事務所
西垣裕里(ゆりりん)
特定社会保険労務士
特定行政書士
精神保健福祉士
年金アドバイザー
認定ラフターヨガコーチングコーチ



<参考>
1.大学生に広まる「バ畜」の実態 すべてをなげうってバイト漬けにさせる“雇い主”の巧妙な手口とは 2023.10.18ヤフーニュース
2.太田肇著「何もしないほうが得な日本 社会に広がる『消極的利己主義』の構造」 PHP新書2022
3.10月18日「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送)ゲスト 社会学者の宮台真司「空気に負けやすい体質がよく表れている」ジャニーズ問題とメディアの関係
4.鴻上尚史著「『空気』を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる」 岩波ジュニア新書2019




<お知らせ1>若手従業員の労務管理


若手従業員の労務管理を
見直しませんか?
日頃の 労務管理 ができていると、
万一の 労災請求 や傷病手当金、
また
助成金申請の際に
対応がスムーズです。
労務管理力は、
危機対応力です。
特別な福利厚生よりも
大切です。


<お知らせ2>雇用関係助成金


雇用関係助成金。
現状を良くしていこうと
いうときに
活用できます。


<お知らせ3>就業規則


若手従業員の働き方を含めて、
全従業員の働き方を見直す基本は、
就業規則の変更です。


<お知らせ4>ご相談・問題提起


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