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<助成金Q&A>小学校休業等対応助成金は、両立支援等助成金へ。
*「人事労務Q&A」を働き方改革の西垣裕里(ゆりりん)とご縁のある方へ毎週金曜日に一斉送信しています。
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(写真)
えんどうの花がどんどん咲いて、嬉しいです。
花は癒しです。
昨年から赤花エンドウにしたので、庭がピンクです。
<助成金Q&A>
Q 従業員が子どものコロナ療養のために、
仕事を休んだときのあの助成金。
結局どうすればいいの?
A 働き方改革のゆりりんです。
2022年度までの小学校休業等対応助成金は、
2023年度は、両立支援等対応助成金の申請対象となります。
1人10万円、上限10人100万円です。
来月からの学校での子どもたちのマスク解禁や、
(私は、様々な理由でマスクができない子どもたちに強要するものではないと思っていますが、
マスクである程度防げるなら継続してもいいと思っています。ワクチンも同様です。)
必ず第9波がくるという感染症医の予想を考えると、
企業も楽天的(≠楽観的)にならずに、
しっかりと今後の対策を考えるべきです。
今年度までの大盤振る舞いの助成金は終わり、
しかも物価高はまだ続きそうなので、
舵取りを間違えると会社の死活問題にもなるかもしれません。
それのみならず、給与が、
休んでも100%、仕事をしても100%では、
休まず仕事をしている人のモチベーションは、
下がります。
そこを経営者として事業発展のために
どう考えるかも課題です。
さて、今年度中にすべきことですが、
もうすぐ来年度の助成金情報が出揃いますが、
予算案どおり議決されることを予想して、
今年1月23日付厚労省「小学校休業等対応助成金について」
をもとに説明します。
それによると、
2段階での要件となっています。
まず、
1.「企業が職場の事情を踏まえ、両立支援制度を整備することでできる限り勤務を続けられる環境(例:短時間勤務制度、テレワーク、フレックスなど)を整備することを後押ししつつ、」
次に、
2.「必要な場合には、特別有給休暇制度により安心して休むことを可能とする」
これが要件です。
簡単に言うと、
まず何らかの企業努力をして、その上で特休を与えるということ。
もっと言うと、
何らかの企業努力もなく、特休ばかりだと赤字になるよ、と。
そうは言っても、
女性の多くはエッセンシャルワーカー。
テレワークは無理なので、
短時間勤務制度かフレックスタイム。
そうなると父親の協力が不可欠です。
「助成金申請しないから関係ない。」
そういう声もありますが、
すべての職場環境整備が必要なのです、本当は。
「父親の会社で調整してもらって。」
と、育休においてもこのような声があるように、
小学校休業等に関してもそのような声が出てくる可能性はあります。
それでもそもそも片親の場合は、自己責任で切り捨てられるのでしょうか。
もっと政策として動いてほしいところです。
話を戻して、
上記2に関しては、就業規則への規程が必要です。
上記1に関しては、「社内周知」とあるのみですが、
就業規則に規程する=社内通知
なので、
規程があってもいいように思います。
小学校休業等をきっかけに、
小学校休業等だけではない
職業生活と家庭生活の両立が可能となる職場環境整備が
必要です。
なぜなら、
子どもが熱を出して休まざるを得ないのは女性が大半。
女性が休んで子どもの世話をしているからこそ、
男性は仕事ができているのです。
もっというと自分名義の口座の残高が増えるのです。
子育てひとつ取り上げても、
夫婦単位、家族単位であるにもかかわらず、
いざ、夫が死亡すると途端に、
それが個人名義の遺産となり、
寄与分といっても領収書を求められます。
そんな銭勘定だけで家族しているわけでは
ないにもかかわらずです。
しかも、その争う相手が子どもなので
やりきれません。
もっと個人単位で、
働いたり生活したりできるよう、
職場のジェンダー平等は喫緊の課題です。
<お知らせ1>
就業規則、
もう何十年も変更していない。。。
大丈夫です、ご相談ください。
1年プランで
根気強く関わります。
<お知らせ2>
どんな状況でも
何とかなります。
たかが労務管理、
されど労務管理。
<お知らせ3>
メール相談は、無料です。
詳細や経緯を具体的にお願いします。
このQ&Aにて匿名、かつ、
様々な事例を混在させて、
(有名希望者はお知らせください。)
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ゆりりん社会保険労務士・行政書士事務所 8~18時★月火金土
西垣裕里(ゆりりん)
特定社会保険労務士
特定行政書士
精神保健福祉士
年金アドバイザー
認定ラフターヨガコーチングコーチ
毎日発信→ https://twitter.com/YNRIN
コミュニティサロンよろこび(ディーセントワーク)
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