読んだ!「日本一シンプルな相続対策 認知症になる前にやっておくべきカンタン手続き」
税理士 牧口晴一 著
「日本一シンプルな相続対策 認知症になる前にやっておくべきカンタン手続き」
ワニブックス2023
<ゆりりんの学び&気づき>
葬儀屋さんの代金は、
人の嫌がる仕事をするエッセンシャルワーカーへの
お礼の気持ちでとあり、
納得。
この本は、
父母または片方のみで暮らす実家を
認知症対策のために売却する場合の対策本。
売却して施設入居一時金1千万円、
(なぜそんなに高額なのか?)
を子どもが立替えることを避けるための手段。
立て替えたとしても、
いざ遺産分割となったときに、
自分の都合で施設に入れたんでしょとなり、
親の遺産から支払われない事例もあることから、
信託財産としましょうという提案。
売却しない場合は?
第二受益者が一人の場合は?
いろいろ課題はあるけれど、
著者も注釈するとおり、
この本は認知症対策に特化した本。
ただ、信託の財布を別にするという考え方は賛成。
あとは、
家族間で「契約」することのためらいの壁。
<気になったキーワード>
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