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合説にウォーミングアップとふりかえりを取り入れてみたら!

これは、初めての合説に参加する学生ふたりと、自己理解を深めるためのプログラムづくりをする私が一緒に合説を歩いてみた体験記です。
合説初心者だからこその視点で感じたこと、考えたことをつらつらと綴っています。

2023年7月26日

◉開始前〜はじまり

・会場入り口に集合、窓から会場の中が見えるので3人で中をガラス越しに見る。なるほど〜結構ブース多いね、隣としきりないんだ〜、などなど話す

・噴水前で一呼吸おいて、いまの気持ち、合説参加する前のイメージをシェア
→就活生なら〇〇って知ってるよね?みたいな感じで用語の確認とかされそう。答えられないと、知らないとダメだよーみたいなイメージ。
→ブースに座ったら質問しないとダメなんじゃないか。質問を求められそうだし、そうしないと評価低そう。

・100社ある中からどうやって選ぶ?いまの自分の感覚で選んでみよう!
→るんな:ANA
→ももか:みなと食品、御菓子御殿
※でも、1週目にふたりが全ブースをパッと見て第一印象で選んだのは、エステサロンのブース!美容に関心があるし、ブースの明るいイメージに惹かれた様子。
(職業として考える前に、ひととしてそのブースが楽しそうか、安心して話を聞けそうか、身近であるかなどが選択に関わっている)

・受付カード2枚配られる、訪問予定の会社へ渡す情報を記入、どこにいくかを書いた紙を入り口で投票。

・「学生さんブースへの入場10分前でーす。こちらに並んでください」とブースが配置されている前にライブの立ち見みたいな感じで並ぶ。この時点で(13:00前)学生は30〜50名くらい。

・アナウンスにて、各ブースの席が4つしかないことを知る。人気なブースは立ち見もOKらしい。ここで、椅子取りゲームが始まる絵が浮かぶ、、これは回り方の作戦練らないと、人気企業のブースは座れないのかもなぁ。

・1ターン目は、ふたりと急がず全ブースを1周周り、第一印象を大切に気になる企業を探してみる。すると、エステサロン、着物の会社、ホテルなど写真や服装などビジュアルでのインパクトが強めなところに惹かれている様子があった。(あくまでも、るんなとももかの傾向)

・ふたりでエステのブースを聞きに行ってから、一気に楽しさが湧いてきた様子。次どうしようかなーと話しつつ、2ターン目開始までまだ余裕がある時間にさくっと御菓子御殿へ。開始前に担当者の方と雑談ができるようになっている。すごい変化。

◉会場にいた他学生と交流しながら話したこと

・参加した中で就職してみたいと感じる会社はあった?
→全部ピンとこない。業務内容がいまいち良くわらなかった。(新光産業のブースも行ったらしいが、なんの会社だったかな?と説明に困っていた)
→働くなら休みがちゃんと取れる会社がいい。家族ができたらそっちが一番大切だから。働きやすいですって会社はあって、その社員さんは上手くやってるみたいだけど、自分が本当にそんな風に働けるのか?という疑問があった。

・2人組の女子学生(沖国3年)へ、合説は初めて?と質問
→ひとりは2回目、友達が誘われて初めて来た。
→(2回目の学生)前回は数名で参加する予定だったのに、みんな予定が入ったとかでドタキャンもあって…それで行かないのも勿体無いから、ひとりでもとりあえず行ってみよう!と思って怖かったけど、参加してみました。その時は初めてだから雰囲気こんな感じなんだ〜って知る感じで。今回は友達ともう一度来てみたけど、ピンとくる会社が探さなくて、どうする?って見たい企業考えてました。(ブース回らずに会場の隅っこで立ち話していた)

◉会場で起きていたこと

・大人同士の名刺交換

・キャリアセンター、ハローワークの人が立ち話してブース見てない学生に声をかけている(インターンシップや事業の案内、相談のるよ〜など)

・ブースに入ってない企業の担当者がチラシを配ったり、学生スカウトしている(チラシブースを見ていた時に、企業担当者さんに声かけられた。たぶん最初は学生だと思われていたかも)

◉おわってから

・楽しかった!ひとりだと絶対参加してなかったけど、ほんと来て良かった。就活の目標もできた。(ももか)

・気になる企業が見つけられて、話が聞けたし、どんな人を求めているのか知れたから、具体的に頑張ることが定まった。やる気出た!(るんな)

◉ひとのこと視点でみると…

・こころの準備ができるまえにスタートしている。会場でウォーミングアップする必要がある。はじめの1週だけは、全ブース歩かせる方が絶対にいい!

・企業ブースと学生さんのファーストコンタクトがブースへの着席だと、固すぎるので学生は迷うしハードルを感じる。歩きながら、全員にあいさつするくらいでいい。いい感じの印象の人、ブースは立ち寄られる。

・学生同士の交流機会(しかけ)がない。就活生同士が関わることで、オススメし合う流れが生まれたり、質問しやすい空気がつくられる。椅子取りゲームの敵だと認識したり、どっちが優秀か企業さんに評価されていると思うと、萎縮するだけ。

・決められない、分からない学生向けの仕掛けが雑。相談ブースを設けても、4年生で切羽詰まってる学生以外はほとんど相談しない。セルフで楽しみながら、自分の意志以外で決められる要素を増やしてあげる!

・ガチャガチャでも、おみくじでもいい。次、どこ回る?となった人がブースへ足を運ぶキッカケになるだけでいい!

・受付で配られた冊子の中身、求人票いらない。重いのに読まない。欲しい人だけに渡せばいい!全員に配るなら、企業担当者の写真、プロフィール、連絡先、インターンや個別説明会情報、企業のSNS一覧にしてほしい。(参加学生の段階がある。求人票ってガッツリ就活4年生には意味のある資料でも、1〜3年まではインターンなどの機会や手軽に知れるSNSアカウントの方が接点つくれる)
→企業と学生の接点をつくる仕掛けがないんだ!ここを軸に考えると、面白い現象が起こるはず


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