私と地域猫

心の傷の癒し方、続きを書きたかったのだけれど纏まらないので先にこちらから。


11匹(+3匹?)の地域猫と出会って半年。
旧くからの知り合い(特にちゃとらんは前世で親子だった気がする)のような気がするが、まだ半年とちょっとしか経っていなかった。


コロナ禍で3年中断していた保護猫活動。
その間は、60本以上書いてきた小説を本にして出版して、オタク生活を満喫していた(二次創作✌)から、コロナ禍をエンジョイしていた方だと思う。

だけど、とても信頼できるお姉さんと話をしていて気づかされ、元々本来の自分に戻ろうと思う出来事があった。

『もう一度動物保護を通して、他者へ純粋に愛を渡せる自分に戻りたい』

再び保護猫活動を再開したのも、今、手術前後の地域猫を2匹預かっているのも(そのためにペット可アパートも借りました!)、私が一番私らしく生きられるから。だから私は今が一番人生で楽しい。今がものすごい人生で充実している時間だ。

『弱い立場の人や犬猫を救いたい』『そういう生き方がしたい』
私は意識してか無意識か、その軸で進む道を選んで生きてきた。

そうして毎週保護猫カフェに通うようになり、半分ボランティアのようなことを1月近くしていたら、偶然、職場近くに地域猫の生息地に迷い込んだ。
多分、NNNに導かれたのだろう。

仕事終わりはほぼ毎日通っていて、猫の世話をメインで担っているおじさんとも話すようになり、地域猫たちともだんだん仲良くなっていった。

(こちらの猫おじはこの冬に脳梗塞で倒れ、退院→地域猫の面倒は見つつも療養生活を送っているため、私は頑張ることにした。地域猫たちも猫おじも幸せに、健康に暮らせるように、手助けになることを私は一つでも多く行う所存だ)(本当にケアマネージャーの勉強してよかったと思った)


日本海の吹き荒ぶ潮風がデフォルトの海っぺたを生きてきて、これからも生きていく猫たちは、たぶん家猫よりも感受性が豊かなのに(そして自分の感情を臆することなく表現する)、すっごく人馴れしていて、地域猫反対の声はあれど、可愛がられ、堂々として外の世界を生きていた。

実家にも猫がいるが、地域猫たちと触れ合って学んだこと、感じることがたくさんあった。
社会人として、大人として、見えないルールに縛られながら生きている大人たちは、猫から学ぶことがとても多いと思う。私は後に記事にしていきたい。

地域猫達との生活で得られたものを挙げていくと本当に沢山のことがあるので、本noteでは、人と猫の関係で一番大切で根幹の、そして当たり前の話を書かせていただきたい。


①人と猫、こころとこころは通じ合うということ。

私は、地域猫集落にたどり着いた初期、抱っこされるのがきらいな猫を、いっぱい抱っこしたら嫌われました。(それまではとても仲良しだったのにね!)
(老猫で動きが鈍いのを良いことに、いっぱい抱っこしました。あの時はほんとにごめんねちゃとらん本当に私が悪かった)

他にも、ちゅーるにお薬を混ぜて飲ませるからイヤ、っていうのもあったかもしれない。
それで数か月、近寄ってくれなくなった事態が発生した。(今はnoteを書くためPCに向かう私の隣で体をくっつけて寝ています)
当時は口先だけで謝っても距離を取られて警戒の目で見られていました。

だけど本当に反省して、ちゃとらんの幸せだけをひたすら追求して考えて、心の底から謝ったら(目の目を合わせて、本心からの謝罪と、祈りのような言葉を口にした気がする)
その日からまた撫でさせてくれるようになって、翌日からは、気づいたら私の隣に来るようになっていた。

そして、現在はこんな感じです🫶🏻



当初と同じくらいか、それ以上に仲良しに戻れた。
ほんとにカワイイ。
カワイイっていうか存在そのものが尊くて愛おしい。前世は私の母親だったんじゃないかという気がしてる(他人っていうか、他猫とは思えない

そして、
「相手が嫌がることはやってはいけません」という人間相手ならやってはいけないと守っているルールを、犬猫には対人間より軽んじて扱える自分がいた。前からそういう自分の意識があることは知っていた。だから、卒業したくなった。卒業しようと思った。

「私はこういう人だから〜」って開き直るのは好きじゃない。人は在り方も生き方も選べるんだから。

自分本位の愛じゃない、本当の意味で、ちゃんと相手の気持ちになって目線に立って犬猫を大切にすることを学ばせてくれたのが、私にとってはちゃとらんでした。

キホン、通じ合うようにできてるのよ。猫と人は。
だからこんなにも世界中で愛されていて、2000年以上に渡って共生することが出来てきた。

猫はそりゃあ見た目が可愛いけど、見た目が可愛いってだけで、意思疎通のできない生き物だったらここまで愛されていない。

心と心を通わせることができて、相手の心の状態を感じ取る能力に長けた生き物だからこそ、
傷ついたり凹んだりしている人間は猫に癒されて回復に向かう。

猫の癒しパワーの真髄は、ショート動画じゃないかんね。
凹んだり辛いことがあった時、近づいてスリスリして頭ゴツンしてくれる、猫からの愛情に触れた時。

別に辛いことなんかなくたって、
実際に触れ合って愛のこもった手で撫でてあげて、愛のこもった頭ゴツンを受けたとき。 

本当の意味での交流ができたとき、人は猫に癒される。

***

地域猫と過ごしてきて、猫たちから学ばせて貰うことがたくさんある。
地域猫や保護猫と生きるためにペット可のアパートを借りて初めての一人暮らしをして自立に向かうことができて、彼らの医療費を稼ぐために副業も始めることになった。
(今年の目標は、11匹全員を健康元気のふくふくピカピカにすることです✌️)

・猫たちと接していて感じたこと、学んだこと。
・猫たちと生きるために一人暮らしを始めて自立できたこと。
・猫たちの医療費を稼ぐために収入を増やすと決めたこと。そこで得られた知見やスキルについて。

地域猫、保護猫の関連のお話も、こちらのnoteに記していこうと思います。

さあ、ライティングを行うにあたり、ライティングの基礎の本を読むぞ!!

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