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【ゆりボウズ.235】

2022年11月20日(日)

○スラローム練習/競技コース
仕事の時間に漕ぐ。みんなに感謝して漕ごう。
今回一緒に漕いだのはスラローム選手のくるみちゃん、比奈子さん、そしてあっきーさん。ストリームイン(流れに対して素早く6時を作る)とフェリーを重点的に漕ぐ。よく漕げるか、漕げないかももちろん大事だけど水を味方にするって事と出来るだけ楽に艇を運んでもらうように、水の状態をよく見る事を大切にみっちり漕いだ。スラローム選手のくるみちゃんは(右前)ラダーがバリバリ効いて右の回転や右アップ、エディから流れへの誘導が上手。バウマンとスタンマンの役割がはっきりしていてとてもいいなーと感じながら出来た。スタンは整える、のが主な仕事。4人でひとつのボートを動かすって難しいね!とぎゃーぎゃー言いながら、やって欲しい動作や得た感覚を個々が発信しながら出来たからイメージしている形を動きにしっかり落としやすかった。うまくいくとより攻めたくってしまいにはフリップをしたりもした。(久しぶりに第1から泳いで気持ちがいい) 水と流れと人と艇を全身で感じながら幸せに練習できた。この位置でこの角度なら谷に入れる、入れない、斜面に干渉する、しない、艇が水に食われる、食われない、そういった境を知るって楽しい。

第1スカルプ、第二スカルプの深い谷を使いフェリー片道・往復を重ね、感覚も入ってきたのち「速さ」を出すことにも注力。位置を落とさず減速せずを意識。エディフェンスのケア、しっかり踏み切って飛び越えるイメージ。艇が持つベクトルを感じて斜面にバウが突き刺さらないように、うまくバックウォッシュを使いながら対岸へのエディアウト。上流ベクトルが強すぎて斜面にブッ刺さることが多々あったので谷に入る時には横ベクトルに変換し横移動を作ることも意識。上流側の漕ぎ手の体重移動(リーン)のかけかたひとつですごく艇が走ったり、食われたり。回数を重ねに重ね、いろいろな違いを感じることが出来たのは良き収穫。左岸から右岸は自分は下流側になるのでバックウォッシュ、下流に流れる水流をしっかり掴むことを意識。艇を走らせるようなパドリングをいろいろ試しながら。エディフェンス、波間をしっかり狙って左岸3時・右岸9時でしっかりフェンスを切る、突っ切って終わりにせず、アウト後も素早く上流へベクトル変換。

ゲート側、水を掴みきれてないところ、流れに艇を乗せれてない、右前のくるみちゃんが作ってくれた回転慣性を処理しきれずだだ流れにしてしまう、などなどところどころ「くぅー!」と思ったけど課題潰しにまた力を入れよう。とにかく今日は新しい人と漕げていろいろ感覚のアップデートが出来て嬉しかったし、とても勉強になった。一緒に漕いでくれたみんなありがとう。流れの中での自分たちの場所、エディ内での過ごし方をとにかく敏感に感じながらスラロームは練習を重ねうまくなりたい。明日も元気に出来ることをやろう。明日も確り。

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