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【ゆりボウズ.217】

2022年4月11日(火)
練習メニュー担当 浅井
大豊 0.02 下名 1.64

○午前練習/小歩危
久しぶりに水が少ない小歩危で漕ぐ。
小歩危1本を通して思ったこと。緩やかなカーブにおいてはもう少し流れの上を走ってもいいのでは?と。なんでこんなにカーブが重々しいのか、という疑問からか流れの中での艇の位置、自分達がどこに位置しているのかを意識出来た。単純に流れていないところを走り過ぎ、カーブの内にいすぎという感じ。内側にいることで出口までと出口後へ繋ぐ事にだいぶ梃子摺る。入口から出口を目掛けて繋ぐ+艇の縦の中心線を流れているところに乗せる、ということをしたほうがスピードの維持と加速、出口の繋ぎも良くなりそう。次回はもっと乗せ気味でやってみよう。瀞場においては真っ直ぐを作り出せない艇を全員が真っ直ぐさせようとコントロールをした結果進んでないという状態が長らく続いた。そこは役割をしっかり果たすという点で、バウは推進力を、スタンは出来るだけ流れに対して6時を整える、という感じで漕ぎたい。スタンは繊細に流れを感じ取らなきゃいけないので整えるのは簡単な事ではないけど、でも小さな挙動は後ろで捌いて、という感じ。あとは強弱。自分の仕事としては艇を前に出す・走らす・伸ばすこと、スタンのJストロークが効くようにを追求しつつ漕ぐ。

浅井さんの腕も限界、だったので後半はダッシュ練習を予定していたものの無理するところではない、と切り上げる。ただ今日の小歩危で何を得たのかはしっかり詰めておきたかったので最後それぞれが感じた事を言えたのは良い時間だったのでは。ラインがどうこうも大事だと思ったけど感覚の擦り合わせをやれたのは良かったところ。テーマにもあったけど、波に合わせるだとか瀞場ではしっかり漕ぐ、はクリアしていたと思う。流れの中で艇をコントロールすることはあまりしっくりこない部分はあるけど「川に合わす」というシンプルで大きなテーマをもってやっていけたらいいのでは。あとは良い意味で「楽に漕ぐ」(流れの活用)という部分は足りてない技術のひとつだと思うので詰め詰めしたい点。もっと川と水と艇と自分とみんなとコミットした動きが出来たらいいなと思った回だった。ま、あれやこれあるけど割り切ってするところももう出てきてるから出来ない事に注力するよりも考えることはやめずにやりつつ毎日の練習をしっかりやり切る、が大切なんじゃないか。理想と現実のギャップに落ち込まなくていいと思うし、そんな暇があったらやってるはず。ま、思いっきりいきましょうー。明日も確り。

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