【ゆりボウズ.244】
2024年2月1日(木)
◯ 美しく負けるか、無様に勝つか
年が明けて1ヶ月が経ち、今日から2月突入。
1月はいろんな場所に行ってたくさんの人に出会い、今までの仕事プラス新しい仕事も始めた。年始に掲げた今年の目標を達成するために2月の目標を確認してスタート。2月はあっという間に終わっちゃうので、毎日を大事にしていこう。今日の東京はなんと17度もあってぽかぽか春みたいだった。昼から近所のカヌー場で1時間ほど静水で漕いでいい汗をかいた。桜が勘違いして咲くんじゃないかと思うぐらい今年の冬は本当にあたたかい。いい疲労感を感じながら夜はゆっくりした。10月にチリで開催される「Pan-American」のブリテンをしっかり理解しようと思って読んでいると知らない単語がたくさんあり、メモメモメモ。初めて知る単語をみて意味を調べて覚える、頭がアップデートされているようですごく楽しい。もっと勉強したい、もっと自由に英語を使えるようになりたいとより強く思った。
明日も頑張ろう。
たまたまFacebookを開いたらラフティングチームテイケイさんのブログが最新で更新されていたので読んだ。練習生が書いた記事で熱のこもった気持ちを感じるものだった。現在は記事が消去?非公開されていて見れないが、テーマは今年の世界選手権の出場しない理由について、だった。以前からちょこっと話は耳にしていたが、納得していないメンバーがいての決断だったんだなあと読みながら感じ取った。私もレースラフティングに力を注いでいた時期に同じようなことがあった。世界一のタイトルを獲得した翌年はメンバーが半分辞めたことやずっと技術面を支えてくれていた阿部さんが離脱した時は周りから「リバーフェイス終わったなあ」とかいろいろ言われた。新しい布陣になった年の日本代表選考会で負け、代表権を取れなかったこともあった。それでも踏ん張って、仲間と関係が拗れながらも理解し協力し、どんな時も漕ぎ続けチームが欲しいもの、目指しているものに素直に真面目に向かっていった。振り返ると、考え方、挑み方、理解の仕方、生き方、踏ん張り方、立ち止まり方、喧嘩の仕方、再出発の仕方、気持ちの伝え方、などといった勝敗に勝る大事なこと、生きていくうえで必要なことを多く学べた時間だった。(勝ち負けももちろん大事にしていたよ)プロチームのテイケイさんとは違い、アマチュアでやっていたので世界一を目指す中で多少の温度差はあるかもしれないが、技術だけじゃない、人間力の伸びって、苦境の時に育まれるもの。練習生や若い選手には今の状況でも世界に立ち向かいたいなら立ち向かわせる、みたいなフォローはあってもいいんじゃないかな〜なんて思った。(小声)ま、テイケイさんの方針だからなにも言えないけど。「美しく負けるか、無様に勝つか、」プロチームだから勝つことを大事にしていることも理解できるけれど、泥臭いところもたまには見てみたいなあと思った。左漕ぎ主力メンバーが2人いないから大きなダメージだと思うけど、練習生が納得しない理由は着地点が「それでも世界一を目指そうぜ」ってならなかったことなんじゃないか?と私からはそう見えた。世界一のチーム、日本最高峰のプロラフティングチームの新たな挑戦を楽しみにしてるし、世界一への向かい方はみんなが見ている。これからの私はしばらくは選手としては世界一は目指さないけれど、(今は)同じレースラフティング界で生きていくと思うし、いい刺激をいただきながら私も違う形で世界一を目指していこうと思う。また世界一になりたい理由って実はまだボヤッとしていて言葉になっていないなあ。今度じっくり書いてみよう。
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