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路地裏の猫がわらう

久しぶりの京都です。

本日もゲストハウスしづや泊。
2回めですが、やはり良い宿。通常のゲストハウスじゃありえない。

・タオルつき。しかもふわふわ。しかも2枚。
・お風呂つき。シャワーじゃないよ、浴槽つき!バスロマン5種類選べる!
・ベッドはセット済み(シーツを返す必要もない)
・個人スペースが広い。
・アメニティ完備。
・水・コーヒー無料
・トイレ最新。音楽流れる。
・水回り、いつもきれい。
・貴重品ロッカーつき。
・スリッパつき。

あらためて列挙してみてやはり最強説。

着いてそうそうお風呂に入る。
疲れてたはずなのに、ゆっくりお湯につかったら
すっと疲れが取れてからだが軽くなった。

ので、お散歩。
ほんとは551の豚まんを食べたかったんだけど、
さすがに太るかなあというのと、お散歩先が京都駅じゃあ
ロマンないなあ、というので却下。
なんとなく裏の高瀬川沿いを歩く。

このあたりって意外と来たことなくて、新鮮だった。
古くからの家、ネオンがいかがわしい銭湯、
「のりものおことわり」の橋、全部千と千尋の神隠しな世界だった。


空気はとろんとしてて、涼しくもなく、暑くもなく。
治安とかと全く別問題で、怖かった。異界だった。

黒いもん。夜が。闇が。
誰かが手招きしてそうな感じ。しずかに。湿度高めに。

インドにも、異界を感じる場所はたくさんあったけど
どちらかというと元気で。「ワシらの世界はええとこじゃ!ワッショイ!ワッショイ!」って気がした。にぎやかに。

元アップルのデザイナーが経営?してるという
カフェ「efish」も偶然見つけたので、入ってクラムチャウダーを。
鴨川が見下ろせる席でいただきました。

丸4年間住んでいたというのに、京都にはまだまだ知らない場所がたくさんある。散々歩き尽くしたつもりでいたのに、ふとした瞬間に知らない顔を見せる。これだから京都ってこわくて魅力的なんだよなぁ。


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片渕 ゆり(ぽんず)
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