突拍子もない嘘をつく人の心理
空想チックな嘘をつく人
○空想癖
現実には存在しないことを思い描いていること。注意が散漫になったり作業が中断したりして、日常生活に支障が出ることがある。
空想は誰でもあるが、現実の辛さのあまり空想の世界に逃避しているうちに自分が思い描いていた空想にのめり込み、現実との区別が付かなくなっている人もいる。
○妄想の種類
1.関係妄想
自分と関係ない笑いなのに「私のことを笑って馬鹿にしている」
2.追跡妄想
誰かに追われている
青春アミーゴという曲で「情けないぜ。助けてくれ。例の奴らに追われてるんだ」という歌詞が登場する。そのパターン。
3.憑依妄想
何かが取り憑いていると思うパターン。
エクソシズムの悪魔祓いが良い例。
4.迫害妄想
誰かが自分に危害を加えようとしていると思うパターン。
5.注意妄想
誰かに監視されていると思うパターン。
壁に耳あり障子に目ありと思い込む。
6.誇大妄想
自分がキリストの生まれ変わりなどと特別な存在だと思い込む。
エセ宗教の創始者パターン。
統合失調症では、迫害妄想や注意妄想、誇大妄想が症状として表れやすい
空想を抑えるには
頭の中で描いている空想を文章や絵で表現すると良い。
空想と現実を区別し、空想をコントロールしやすくなる。