心の詩 -螺旋とループ
この螺旋を この身体が朽ち果てるまで
延々と繰り返すのだろうか
上へ上へと昇華していく螺旋は
気づけば下へ戻っている
まるでループだ
ずっと探している君と出会えたときに
すべての違和感は解消されるのだろうか
ものすごいスピードで
世界はまた色褪せはじめる
孤独と孤独をたしたら救われるのだろうか
こうして満たされることのないまま
螺旋を辿りループをくり返し
肉体が衰えたときに 土に還るのだろうか
存在することのない
君はどこにいる
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