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恋の詩 -プカプカ

とても透明な 水の上に浮かんでいたら

ふと 君のことを思い出した

ずいぶん 遠くへ行ってしまった君のことよ

プカプカ プカプカ
大切な思い出さえも

プカプカ プカプカ
消えてしまいそうに

体は浮いたまま ただ流されてゆく

どこへ消えてしまうのでしょう
とても透明な水

それともまだ
わたしたちの手は離れていませんか

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