薬疹とメイク
アレルギー体質とは無縁のまま30歳くらいまでは過ごしてた。
化粧水が600円でも6000円でもさほど変わらないくらいに肌は強いし、
職業柄、食事を用意して頂くことが多かったが、
何を食べても大丈夫。
ところが、pm2.5が出始めたあたりから、目が腫れたりするようになった。
ある時、技術に定評がある歯医者さんで親知らずの抜歯をしてもらった時のこと。
歯は漫画みたいにキレイに抜けた。
が、麻酔が全然切れないのである。
「○時間で切れます」から少し余裕を持ちつつ仕事を入れていたので、口が動かないので、その日の仕事は全部やむを得ずキャンセルに。
しばらくして反対側の親知らずも抜くことになり、
麻酔は充分に配慮してもらいそこは問題なかったのだが、
抜歯の後の菌の繁殖を防ぐ薬で、
今度は目が腫れたのである。
レトロな言い方だとライトな「お岩さん」状態。
そこにPM2.5も重なって赤く腫れ、一番ピークの時は赤く切れたような感じにまでなった。
アイメイクは何を塗っても、痛い。
そんな時に、唯一塗っても痛くなかったのが、
メイクアップアーティストのイガリシノブさんの
「WHOMEE」(フーミー)というブランド。
アレルギーって、一度出てしまうとそれをキッカケに色んなものに反応してしまう感じがして、
もう、何しても目が腫れる。
普段、幅狭め二重なのですが、
逆にものすごく幅広二重になっている時もあったり。
それから食生活を変えたり、スキンケアに気を使ったりする中で、今はまた元の健康かつ何を使っても全く荒れない肌に戻り、
メイク用品も割と何使っても大丈夫に戻った。
でも時々、あの時のことを思い出すと、
イガリシノブさんのあの化粧品がなかったら、すっぴんのまま仕事するハメになり、
ものすごくナーバスになっただろうと想像し、
こういう商品を作る人の偉大さを感じたのである。
何より、「肌に良い」だけではなく、
普通に可愛いのが良い。
さて、明日も腸内環境を良くして、
薬のいらない生活を心がけてゆこう。