見出し画像

シンママ時代を乗り超えて、子育てにおいて大切にしていること


シングルマザー時代を乗り越えて再婚した今

振り返ると、0歳児のときから
仕事と子育ての両立は本当に大変でした。
毎日2時間睡眠で ぶっ倒れ
入院療養になってしまったこともあります。

シングルマザーとして、すべてを1人でやり遂げなければならない日々。毎日、「自分がしっかりしなきゃ」「もっと頑張らなきゃ」といつも追い詰められているような気持ちで気を張っていました。

子どもの成長を見逃さないように、愛を与えることを何よりも優先していても、 ふとした瞬間に「この子に寂しい思いをさせていないかな?」と不安になり、自己嫌悪に陥ることも多々あり…

そんな日々を乗り越えて、今は再婚し、息子とともに新しい家族としての生活を送っています。過去の経験を通じて学んだことがあるから、今は少し余裕を持って子育てに向き合えるようになった気がします。


家族としてサポートし合える環境ができ、
シングルマザー時期があったからこそ、
今の子育てに対する考え方があるので
子育てで気をつけていることをシェアします。

1.親子の触れ合いが
子どもの安心感を育む

育児において何よりも大切にしているのが「触れ合う時間」です。これは単に時間を共有するだけではなく、スキンシップを通じて安心感を育むこと。

息子がぐずっている時、ぎゅっと抱きしめるだけで落ち着くことが多いです。愛情を感じる瞬間を、子どもにしっかりと伝えることが大切だと実感しています。

どんなに忙しくても「息子に愛情を感じてもらいたい」という思いだけは強く持ち続けていました。


大学で学んだ家庭心理学でも、親子のスキンシップが子どもの情緒の安定や自己肯定感の形成に大きな影響を与えることが証明されていると学びました。研究者のマイケル・ハーテンスタインによると、触れることで親子の絆が深まり、子どもが安心感を感じると言われています

息子も、少し気分が落ち込んでいる時に抱っこをすると、パッと笑顔を見せてくれることがよくあります。忙しい日々の中でも、ほんの数分でも触れ合う時間を意識することで、子どもに「大切にされている」と感じてもらうことができると思っています。


2. 「失敗OK」で挑戦を応援する

子育てに限らず、「失敗は成功のもと」。私はこの言葉を大事にしています。そのため常に意識しているのは、「何事も一度やらせてみる」ということ。

失敗を恐れずに挑戦する姿勢を身につけることで、子どもは問題解決能力や自信を育むことができるし、私も「どんどん失敗しよう!」という考えを大事にして育ててもらえたからこそ  失敗を恐れる気持ちがなくなって、挑戦心がついています。


例えば、息子が料理を手伝いたいと言ってきた時、正直「どうなるかな?」「怪我しそうだな」「時間かかるしなぁ…」等々不安や、親目線の都合で止めたくなることもありますが、まずはやらせてみるんです。

そして、うまくいかなくても「大丈夫、次はもっと上手にできるよ」と励ますようにしています。


心理学者アルバート・バンデューラの自己効力感理論では、失敗を恐れず挑戦することで子どもが自信を持ち、問題解決能力が高まると言われています。

つまり、失敗をOKにすることで、子どもの心に「自分はできる」という強い信念が育まれるんです。私も「失敗しても大丈夫!」という姿勢で、息子の挑戦心を尊重しています。 失敗を受け入れる親の態度が、子どもの挑戦意欲を高める。これを意識して生活に取り入れています!

3. 一貫したルールで
子どもに安心感を与える


イヤイヤ期や反抗期って、親としては本当に試される時期ですよね。(笑)これもよくDMに相談が届きます。

息子も時々大声で「ノーん!!いやー!!」と泣き叫びます。なぜ、気に食わないと大きな声になるのか。周りのことを気にして 親の方が余裕無くなるのではないかな。

そういう親がパニックの状態だと判断力も鈍り、叱り方もブレて躾の質が劣るので
私は一貫したルールを書き出してまずは私が認識する。その基準をどんな時も守るように心がけています。ルールを曲げずに「これだけは守ってほしい」というラインを決めることで、息子も少しずつ「これはダメなんだ」「こうだから止められるんだ」と理解していくのがわかります。

ここに感情論は挟まない、イラッときても落ち着いて、「なぜダメなのか ルール帳に基づいて説明を繰り返し、納得してもらう方に導く」という意味合いですね。

4.怒鳴らない
怒るのではなく伝える を意識

これは上記3 のルールに基づき、徹底しています。

ママが怖い顔したり怒った口調で話すと、その視覚的感覚的要素に対して子どもの意識がいってしまい、伝えたい躾の内容が何も届かないからです。

ブロンフェンブレンナーの発達理論では、安定したルールや家庭の枠組みが、子どもの情緒的な安定に繋がるとされています。 一貫した態度で接することが、子どもの心に安心感を与える。そして内容も一貫性があること、繰り返すことで家庭内のルールが幼いながらに定着していく。


反抗されても、冷静に向き合いながら息子の成長をサポートしています。


5「親離れが早い」
男の子だからこそ今を大切に

私の息子との思い出作りは、反抗期が来た時に見返す用と意識することで   イヤイヤ期も愛おしく思える。この感覚は大切にしています。

「男の子は早く親から自立する」とよく聞きますよね。実際、心理学の調査でも男子は女の子よりも早く親元を離れる傾向があるとされています。

私には4つ歳の離れた兄がいて、2人とも成人し結婚しそれぞれ家庭を持った上でも 父母兄私の毎日家族ラインが動くほど我が家はとても仲良しです。

私は母と未だに旅行に行ったりお買い物したり頻繁に会う関係に対し、兄は大学の頃から家族旅行は来なくなり、母と2人で出かけるようなことはなくなりました。決して仲悪いとかではなく、これだけ親子仲良しでも時間をみつけては奥さん🎶と、男の子は巣立ってしまうのだなぁ…と妹ながらに思っているので

息子がいつか、自分の世界を持つ 自分の家庭を持つようになることを考えると少し寂しいです。いつまでも2人でお出かけしたりは出来ないだろう、、早ければ高校生くらいかな?

そう思うと、実際ママ、ママ〜としてくれる期間って
あと10年あるかないか
ですよね。中学生になる頃にはママっ子からは巣立ってしまうようなもの。


だからこそ今、
一緒に過ごす時間を大切にしています。

一緒に遊んだり、笑い合ったりする今の瞬間が、将来の宝物になると思っています。「ママと過ごす時間が楽しかった」と思ってもらえるように、日々の何気ない瞬間をしっかり楽しむことを心がけています。


6. 子どもの自立心を尊重する


息子が自立心を持てるように、「自分でやりたい」という気持ちを応援しています。たとえば、服を自分で選びたいと言った時や、自分でご飯を食べたがる時には、たとえうまくいかなくてもまずは見守ります。心理学者の研究でも、子どもが自分で物事を達成する経験を積むことで、将来的に自立心が育まれると言われています。

結果がどうであれ、挑戦することそのものが大切。小さな成功体験を積むことで、息子も「自分でできた!」という自信を少しずつ育んでいるのが感じられます。

7. 親の心の余裕が
子どもの成長に繋がる


シングルマザーだった頃は、正直なところ余裕がなくて、時にはイライラしてしまうこともありました。今、再婚して家族のサポートを得たことで、自分にも少し余裕が持てるようになり、そのおかげで息子との時間ももっと穏やかに過ごせています。

心理学の研究でも、親が心に余裕を持つことで、子どもの成長や情緒に良い影響があることが分かっています今は、「無理しすぎないこと」も自分の子育ての大事な部分だと思っています。

8.信頼関係を築くための
コミュニケーション


最後に、日々のコミュニケーションを通じて、息子との信頼関係を大切にしています。心理学者のゴットマン博士の研究によると、親子のコミュニケーションがしっかり取れていると、子どもの自己肯定感が高まり、将来的な人間関係にも良い影響を与えると言われています。

日常の会話の中で、息子がどんなことを考えているのか、どんな気持ちなのかを聞く時間を大切にしています。息子の話にしっかり耳を傾け、一緒に笑い合うことで、少しずつ信頼関係が築けているのを感じます。






最後に…

ステップファミリーとしての
安心感を育む工夫


再婚して新しい家族の形を築く上で、夫が育児に対して安心して向き合って過ごせるように、悩まないためにしている工夫というのが、時間をかけてステップアップしていく事です。


恋愛→同棲→結婚 の過程をスっとばして子どもがいる家庭からスタートとなると、初めてパパになる彼は少し戸惑うこともあります。

再婚して新しいパートナーと築く家族は、決して当たり前ではなくて、家族全員が心地よく過ごせるように、お互いの役割分担や理解を大切に、お互いの過去も大切にしながら、今の家族としての絆を作るには、時間も努力も必要だと思っています。

心理学的にも両親が協力し、安定した家庭を作ることで子どもが安心感を持つことができると言われているので、最初に不安を抱かないようにと 育児は最初は私だけ、同棲に慣れてきたら 息子とお風呂に一緒に入る、保育園送り迎え…等々、ステップアップに時間かけて 分からない、を先ずは見て知ること。 安心から入れるようにしました。


我が家はまだ息子が会話出来る前、よちよち赤ちゃんの頃から一緒にパパと過ごしているため 比較的 ステップファミリーとして生じる問題や父性に関する部分は悩まずに家族の形を築いていますが、

自然な形で違和感なく家庭内のコミュニケーションをとれるようになるタイミング作りをすること、シングルマザー時代の大変さを忘れずに  夫がいる事への感謝の気持ちを大事にしています。その時間は1年ほどかけました(*^^*)


まとめ


シングルマザーとしての経験や、今のステップファミリーの中での子育て、そして親としての心構え。どの瞬間も貴重で、かけがえのないものだと感じています。

育児には正解がないと言われますが、日々試行錯誤を重ねながら、私は息子の成長に寄り添うことを大切にしています。


親子の触れ合いから自立心の尊重、失敗を恐れない姿勢や一貫したルールの大切さ
など、育児で気をつけていることはたくさんありますが、何よりも大切なのは「今この瞬間 触れ合えることの喜びを大切にすること」です。

息子との関わりを通じて、私自身も親として成長し続けているのだと感じています。息子が成長するにつれて新しい課題が出てくるでしょうが、それも含めて一緒に成長していくことが子育ての楽しみだと感じています。

子育ては決して完璧を求めるものではなく、親子で一緒に成長し、笑顔で過ごせる時間を少しずつ積み重ねていくもの。これからもその気持ちを忘れずに、日々を大切にしていきたいと思います。😊



DMにたくさん届く質問を
ゆちゃコラムでは記事にしています。

最後まで読んでくださりありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?