角舘有理

webライター、コピーライター。セールスレター、ステップメール、ブックライティング、企業ブログなど。 好きな食べ物は大福と生プルーン。 著書: 無理して学校に行かせなくていい(Amazon、楽天ブック他)

角舘有理

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マガジン

  • なんだ、この生きづらさHSPっていうのか

    思春期からずっと生きづらさを感じ、人と同じではないことに苦しんできたけど、数年前にHSPという概念を知って楽になった私が考えることや生きづらさの実態、対処法。

  • 1分で読めるストーリー

  • 犬も食わない

    夫婦の日常のちょっとしたコミュニケーションのズレを、短いエピソードにまとめています。「あ〜あるある!」と一緒に笑ってストレス発散してください!

最近の記事

「変わりたい」はただ「戻りたい」欲求

なぜか「変わりたい」という願望がある人って多いですよね。 変身願望ではなくて、「今よりもっといい自分になりたい」の話です。 失敗ばっかりのダメダメな自分を変えたい、 自分は生まれてくる時代を間違えてしまったと思う、 もっと生き生きとした自分に変わりたい、 やりたいことをめいっぱいやって輝きたい…。 私も20代の頃、いや10代の頃からかな。 自分を変えたいと思ってきました。 根暗で内向的な性格で、 人から頼まれるとNOと言えない。 硬い殻でガードしてるくせに、 その実、

    • 決めなきゃ未来は変わらない

      決めるって、すごく重要です。 これ、分かってるようで実はあまり分かってない人が多いと思う。 かくいう私も、長年出来ないでいました。 だから、 「もっと収入上がるといいなぁ」とか、 「もっと単価の高い仕事したいなぁ」とか、 「自分の好きな分野の記事だけ書きたいなあ」とか、 ずっと思ってました。 でもこれ、違ったんですよね。 自分でちゃんと、 「やる」 って決めないと、 ダメだったんです。 ただ口先だけでやるって言っても効果がなくて、本当に心の底から決心しなきゃい

      • 過去は変えられない、じゃあどうする?

        最近SNSを再開して、Xやインスタを見る機会が多くなりました。 で、毒親っていう投稿がとても目について。 私もつい先日、自分が毒親育ちだったって知りました。 でも、私自身子育ても終えた年齢になって、若かった母の苦悩も分かるから、 今は母とも付かず離れずのいい関係を保てています。 毒親を持ってしまって毎日そのことばかり考えていると、 恨みつらみって出てくる出てくる。 分かるよ〜。 「私だって甘えたかった、かまってほしかった」とか、 「私だってもっと自分の感情出

        • 最近手放した価値観その3〜美容室に行くこと

          美容室が苦手だ。 特に昔の美容室は会話しないといけない雰囲気があって、仕事や趣味のことなんかを根掘り葉掘り聞かれるのが苦痛でたまらなかった。 気持ちよくてウトウトしようものなら、わざわざ声をかけてきて雑誌を勧められたりしたこともあった。 退屈なんじゃない、ヒマを楽しんでるの。 少し前からは適度に放っておいてくれるところもけっこう出てきたけど。 それでも、元々仏頂面のせいか過剰に気を遣われたりすることが多い。 ある時なんて、担当の新人さんらしきスタッフさんの話が面白

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        記事

          大きくなったら何になりたい?

          「大きくなったら何になりたい?」と初めて聞かれたのは、確か幼稚園の時。 卒園文集を作るときの項目に、それがあった気がする。 それまで何になりたいかなんて考えたこともなくて、一番多かった他の子の答えに倣って「お母さん」と適当に言った記憶がある。 小学校になってからも、度々同じ質問をされた。 私は幼い頃からひねくれ者だったから、「何かになりたくないとダメなの?」と内心ムッとしていた。 べつになりたいものなんて、なかったから。 でも、「ねばならない」も強い子だったので、

          大きくなったら何になりたい?

          最近手放した価値観その2〜野心を持ってるフリ

          去年の秋に挿し芽をして育てていた鉢植えの紫陽花が、それぞれ蕾をつけています。 全部で4鉢、全て違う種類で、2鉢はメルカリで譲ってもらった品種、もう2鉢は元から家の庭にあったものです。 色は定番の青い品種に濃い赤紫、淡いピンクのガクアジサイ、そして純白。 少しずつ色づいていくのが嬉しくて楽しみで、毎日何度も家の中からカーテンを開けて見てしまいます。 先日自分の仕事に対する価値観が変わったと自覚してから、何か新しい刺激を本で入れたいな、と思っていたら、息子が面白かったから

          最近手放した価値観その2〜野心を持ってるフリ

          最近手放した価値観その1〜自分の存在意義

          先日、檜原村の山奥にある和馬の湯という温泉に連れてってもらった。 昨年秋に急に膝の関節リウマチになり、今は1人で遠出が出来ない状況。 私は免許を持っていないから買い物はもっぱら自転車なのだけど、買い物に行くのも2週に一度と極力控えている。 でも、毎日家の中ばかりにいると、お家大好きな私でもさすがに鬱々としてくる。 そんな私を見兼ねてか、普段は最低限の会話しか交わさない夫が珍しく誘ってくれたのだ。 助手席から眺めていると、段々と山が近くなって家が少なくなり、たくさんの

          最近手放した価値観その1〜自分の存在意義

          ひとり春分の日をゆっくりと味わう。

          8:05、梅ジャムを塗ったトーストとコーヒーで朝ごはんを済ませて、庭の植物たちの水やりをする。 2月から咲き始めたラベンダーは、新たな蕾がまたいくつか上がってきている。 鉢いっぱいに満開になったムスカリの後ろに、チューリップの芽。 3つ並べて植えたはずなのに、右側のだけ少し真ん中に寄っている。見るたびに少し残念な気持ちになる。 今年のパンジービオラさんのテーマ色は紫。超絶元気にこんもり茂っています。お水が大好きなので、たっぷりとあげて。 サンダルを脱いで部屋に入って

          ひとり春分の日をゆっくりと味わう。

          日本の文化で大切なのは「常識」?

          日本の文化で大切にされているのは「常識」。 口にはしないけと、みんなの心の底にはそんな感覚が流れている、そう感じることが度々ある。 日本人は外からやってきたものを受け入れてアレンジするのが得意なので、仏教だとか儒教だとか道教だとか、その時々で受け入れたものが絶妙に混ざり合って、今に至っているんだと思う。 それに対して海外では一般的に、幼い頃からその国の「宗教(多くは唯一神)」の神様がいるというふうに育てられているので、神様が自分の行動指針になっている。 悪いことをした

          日本の文化で大切なのは「常識」?

          どうなってっちゃうの日本語

          見逃し配信サービスの番組を息子と見ていて、 CMに切り替わった途端、二人して「ん?」とフリーズした。 「最近、透け感が気になって…」。 髪の薄さを気にするイラスト風の女性が言っている。 息子が開口一番、「”透け感”って」。 スマホですぐさま「透け感」の意味を調べ、 例:ブラウス、カーテンなど という説明を導き出した。 「透け感」は、ふつうはポジティブなイメージに使うものと私は思っていた。 透け感のあるシフォンのブラウス、透け感のある前髪。 確かに、Googl

          どうなってっちゃうの日本語

          今なら答えられるのに。

          今なら答えられるのに、と思う事がある。 主に、子どもの頃や若い頃に答えに窮した質問について。 例えば初めて自分のお小遣いで買ったレコードは竹内まりやのシングルだった。 母から「どうして竹内まりやだったの?」と聞かれた。 多分、竹内まりややユーミンなど、思春期の入り口に聞きたくなるようなアーティストをチョイスしたので、母は私がどんな想いを持って、歌詞をどう解釈して、とか色々知りたかったのだろう。 しかし、ただなんとなく気に入ったから、としか答えようがなかった。本人にし

          今なら答えられるのに。

          お久しぶりです。

          いやいや、かなり放置してました。 お久しぶりです。 放置していた間に息子の大学受験やら突然植物に目覚めるなど、色々な変化がありました。 また不定期にポツポツと書いていけたら、と思っています。 今回は今日起こったちょっとした事件について。 我が家では夏でも冬でも一年中アイスが冷凍庫にあるのですが、このところ風邪気味で食欲がなく、アイスが大活躍です。 今日は生協で頼んだストロベリーのチョコがけの棒アイスをおこた(コタツ)で食べました。 その後、洗い物やら洗濯物を取り込

          お久しぶりです。

          好きを増やす、ことにした

          noteに書いた記事にいいねがついたと久しぶりに通知が来たので、そのいいねがついた記事を開いてみた。 ああ、そうだった。ここにつぶやき的な日記記事を書いていたんだっけ。 と思いだして、今日は近況を。 この前息子と小旅行に行き、今までとは違った旅行の仕方をして2人ともすごく楽しかった。 どんな旅行かというと、「私達の好きだけをする旅行」だ。 なにそれ。旅行ってそういうものじゃないの?と思う方もいるかもしれない。 でも、違うのだ。今までの家族旅行では、観光地を巡るくせ

          好きを増やす、ことにした

          重要なのは必要なシンクロニシティを逃さないこと

          人生の中で迷っているときは、重要なチャンスが訪れている証拠です。同レベルの複数の選択に迷うというような悩みよりは、もっと生き方のコアに触れるような部分で悩んでいる時の話です。 迷っている時は、自分は何をしたいのかとか何を基準に進んだらいいかで悩むことが多いのではないでしょうか。つまり、今までの価値観を見直す時期に来ているっていうことです。それって新しい価値観で生きるためのステージアップとも言えるので、悩んでもいるけど正直ドキドキもします。 私はこれまでにもたしか2回ほど、

          重要なのは必要なシンクロニシティを逃さないこと

          今の大人がイマドキの若者に勝てないと思った理由

          大人はすぐ自分より若い世代に対して「自分の若いときは…」と言う。私も若い頃は言われたし、最近は気づいたら自分も言っていることがある。 それは考えの浅さや知識や知恵の少なさを指して言うこともある。いつだって大人は自分たちの時代のほうが大人びていたし正しいと思っているのだ。 でも、その考えは改めなければならないと思う。今朝、高校生の息子の家庭科の教科書を見て再び驚愕した。再び、というのは以前にも国語や英語の教科書をパラッと見て同じ感動を覚えたことがあるからだ。 息子が使う家

          今の大人がイマドキの若者に勝てないと思った理由

          比べるのはもうやめだ。

          自分にダメ出しばかりしてきた。 そして理想を追いかけてばかりきた。 「どうして自分は人と同じようにできないのだろう」 「人を恨んだり羨んだりそんな気持ちは持ったことがない」 「結局自分で解決できるから相談しても意味がない」 「傷つきたくないから1人のほうがマシ」 常に成長し続けなければと思っていた。 「もっと自分の頭で考えなければいけない」 「立ち止まってはいけない。満足してはいけない」 悩む自分は情けない。欲がない自分はダメだと思う。 理想像と違う自分は認められな

          比べるのはもうやめだ。