みちのく男装旅 前夜
旅に出るわよ!
まきむらよ。
このところ、男装についてのお仕事をたくさんしてきました。
NHK文化センター「男装〜文化史と実技」連続講座や
朝日新聞社「telling,」での男装についてのお話
WEBメディア「She is」でのエッセイ
男女・和洋の境を超えて自由に着物を着る人の「きまま着ものサロン」
和男装/和女装写真集「まとひまつろわぬ」など。
仕事のみならず、日常生活の上でも
「男性店員さんに引け目を感じず自分用の男着物を買う」とか
「ひげ男装モードのまま山手線に乗る」とか
いろんなハードルを超えられるようになって
だいぶ楽しく、自由になってきました。
男装っていうのはつまり、「女が入れなかった場所に入っていくための武装」みたいなものだったのよね、昔から。
「女にジャズがわかるか」って言われてオーディションを落とされまくったから、男装してジャズミュージシャンになった、ビリー・ティプトン。
「女は薙刀で戦え」って言われたけど、「薙刀で戦争ができるか!」って男装して銃をとって戦った、新島八重。
「女の一人旅は危険だ」って言われても、アラブ人男性の扮装をしてアラブの名前を名乗り、性別だけじゃなく出自までも越境して砂漠を旅した、イザベル・エベラール。
「女は良妻賢母になれ」って言われて自由恋愛が許されなかった時代、それでも、舞台から愛や恋の夢を少女たちに見せた、数々の男装の麗人たち……。
知りたいの、もっと、男装のこと!
というわけで、日本全土をくまなく歩き、日本の男装の歴史と文化を研究したく、まずは東北に出発します。
仙台と新潟には男装のお店があるのを見つけたぞ!
各地の郷土資料館、図書館の郷土資料コーナー、郷土史研究家の皆さんのところも、ぜひお伺いしたいと思っています。
どんな旅になるのか、どんな出会いがあるのか、今から楽しみ!
行ってきま〜す。
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