不調って、要は適応模索
お元気かしら?
わたしは寝込んだ!
まきむらよ。
マジで寝込んでおりました。一日十五時間くらい。もう、二十度切ったら終了です。寒い。暗い。ハワイに行きたい。どこもかしこも北海道物産展をやっている。なんなの。まあ、なんだかぶつぶつ言いつつも、食べますけどね、スープカレー。
人間が好きだから人間関係が無理、と思って寝込んでいました。人間が好きな場合、人間と関わると、人間どうしで影響を及ぼし合ってしまうわけじゃないですか。あとは最近、人間と関わるということがデータ送信によって執り行われているので、「この人はこういう機能を持った人」みたいに使われることってない? あれ、病むね。お互いに。無理。その逆パターンとしてこういうのもある、「私はこういう機能を持っている人なので必要としてください」というさみしさの波動、あれ。ああ。スマホを消しておねんねするぞ! 人間の世から消えるんだ!
ドロンパ!
そういうわけで眠ると、人は、夢の中で人間をやめることができます、あのね、客観視点の夢とか、自分が人間じゃない夢とかって見ることない? いったん人間やめて休みたいなあ〜って思うことってあると思うんだけど、できるんです、そう。おねんねならね。おれはおねんねがだいすきだ。おねんねから目覚めてしまうとおれは、メダカの水槽に水中カメラを突っ込んで、メダカの目から見た水槽を眺めていました。でもメダカの視覚が光学的に、また神経学的にどのように機能しているのかわたしは知らないので、それは要するに、水中カメラが見た景色をわたしの目が見た景色、でしかないのでした。
ちゃんちゃん。
頭が重く、思考まとまらず、何にもできず、人と話せない。なんなら、食事とかそういうのもうまくできない、世界中の誰もがみな自分よりもちゃんとした人に見える。そういうときは。
おれは不調なんじゃないぞ。
調、してるんだ。この世に合わせて調整中だ。
がんばれ、からだ。おれは寝る。
という呪文を唱えて寝ます。
不調じゃなくて、調、してるんだよそれきっと。
ということで、新刊が出たばかり、いろんな人にラブを伝えたいのに体があまりついてこなくて、ちょっと色々滞ってしまっていてすみませんが、調、していきます。
11月8日に犬山紙子さんと配信トークイベントがあります。サイン本のご用意や、ライブ人生相談もいたします。もしかして犬山さんは落ち込んだ時に誰かに会いに行くと元気になったりする方だったりするかなあ(まだお会いしたことがないのだが著書を拝読しながらそう想像している)。人懐こくて、人に好きだと伝えられる感じがする方だなあと勝手に思っており、いぬという基本的に懐っこい生き物と仲良くできる方なのだなあとも勝手に思っており、「人間が好きだけど人間関係が苦手だな」と思いながら猫に冷たくされて喜んでいるようなわたくしとはきっと面白いトークイベントになるに違いないと思ってわたくしからお願い申し上げたのでした。よろしくお願いします。
マガジン限定イベントもやるつもりなので以下はその話です。先に言っておくとまだ何も決められていないです。そういう中ではあるのですが、やる気をアピールしておきたいですし、マガジンをわざわざ読んでくださる方はもしかしてけっこうこの先のいろいろを楽しみにしてくださったりもするのかなと楽しみなので今準備してる仕事もチラッと書いておきます。
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なんかこう、まきむぅたちとしゃべったりとかするとこ
タレント・文筆家のまきむぅこと牧村朝子が、雑談、日記、音声コンテンツ、あなたからのコメント読みをやったりする、いわゆる公式ファンクラブです…
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