フィトピグメント(植物顔料)のジンジャーマン石けん
私と家族用の石けん作り記録。
定番はココナッツオイル多めのスースー石けん「くまシャン」です。
たまにはかわいく♪、ジンジャーマンのシリコンモールドで作りました。
色づけは全て植物で。(全然記録が追いついていないのですが)植物顔料で絵の具やインクを作る実験もしていて、そのインクや最近作ったフィトピグメント、あと、自作の植物パウダーなど。←これはまた次のポストで。
くまシャンレシピ
くまシャンは、泡泡スースーでシャンプーするための我が家のレシピです。
あわあわのためにココナッツオイルを60−70%、残りはその時にあるオイルを好みでという感じで、今回はひまわり油とパーム油です。
スースーはもちろんメンソールクリスタル、オイルの5%としました。
精油の香りはラベンダー、ローズウッド、ローズAbs. 、ベルガモットで、華やかにしてみました。スースーと合うかはちょっと微妙?
今回はジンジャーマンの顔やボタンの細工、あと薄いシリコンモールドからちゃんと出る硬い石けんにするために、水分少なめ、あと少しだけ塩を入れたのですが、この塩が余分でした。。。
※オイルの1%くらいの塩を水分に溶かしておくことで、硬さを出してジェル化を防止することができます※
ジンジャーマンは完璧だったのですが、硬くなりすぎてログモールドの方はカット時にナイフの厚みで割れてしまったのでした。
塩かウォーターディスカウントか、どちらかでよかったと反省反省。
使った植物顔料と色
コチニールのフィトピグメント(ピンク)
マリーゴールドのフィトピグメント(黄色)
インディゴインク(水色)
藍の茎のフィトピグメント(臙脂色)
インディゴとマリーゴールドのプレンド(緑)
ジュズサンゴのパウダー(ベージュ)
※下の写真で、ppとしているのはフィトピグメント®️(植物顔料)です」
ジンジャーマンは表面の色が薄くなっていますが、同じタネをログモールドに入れたものの断面は濃い色が出ているので、合わせて見てください。
ログモールドの四角い石けんがなんだかガタガタしているのは、上述の通り割れたり割れないようにノコギリを使う時のように切ったりしたためです。
いろいろ色メモとまとめ
ジンジャーマンの型は、石けん&ハーブ友達のハーブプランナーすずきちえこちゃんの地域猫支援グッズです。ありそうでなかなか売っていないデザイン。
藍で臙脂色のフィトピグメントができています。実はこの色にも染められます。という話を記事に書いたと思っていたらまだでした。びっくり。
記録しておかないと自分が忘れてしまうので、藍活2022としてちゃんと記事にします。
インディゴはツケペンで描く用の顔料インク(自作)をそのまま石けんタネに垂らして着色しています。石けんに入れてはいけない材料は使っていません。
別途コチニールのインクも作っているのですが、こちらはインクを作った残りの染液からフィトピグメントも作っていたので、そちらを優先して使いました。
フィトピグメントではなくあらかじめインクにしておいたものを使うメリットは、インク用に粒子を細かくしてあるので、石けんに色のツブツブが残りにくいことですね。
逆に想像するデメリットとしては、インディゴのような色の強い顔料でないと少量で色が着きにくく、色がしっかり着くまで加えると水分が多くなりすぎるんじゃないかなというところです。今度他のインクで試してみます。
※下写真はインディゴとコチニールのインクで書いた年末年始のご挨拶です。レタリングはこれから勉強します
ジュズサンゴってなんで?と思われているあなたへ。これは別の実験なので、また別の記事で書きたいと思います。
ということで、やり残しがたくさんあることに気づきました。ちゃんと書きます。乞うご期待w