世界を自分の手で作る｜ポジティブな捉え方の重要性 #13

こんにちは。NLPコーチのゆりこです。

私たちが経験する出来事や状況、それに対する捉え方や感じ方は、さまざまです。同じ出来事に直面しても、それをどのように受け取り、どのように意味づけるかは、人それぞれで大きく異なります。たとえば、友人とキャンプに行ったとします。一人は“自然に囲まれて楽しい時間だった”と感じ、別の一人は“新しいことを学べた良い機会だった”と捉え、また別の一人は“準備や後片付けが大変だった”と思うかもしれません。同じ出来事にもかかわらず、これほどまでに多様な反応が生まれるのはなぜでしょうか？

その答えは、私たち自身の心の中にあります。

私たちは、日々の出来事や状況を頭の中で解釈し、その解釈を通じて世界を理解しています。このプロセスは無意識に行われることが多いため、自分がどのような視点で物事を見ているのかを意識することは難しいかもしれません。しかし、こうした解釈は私たちの感情や行動、そして未来に大きな影響を与えます。

たとえば、新しい挑戦に直面したとき、それを“チャンス”と見るか、それとも“リスク”と見るかで、その後の行動は大きく変わります。“チャンス”と捉える人は、積極的に挑戦し、学びや成長を得る可能性があります。一方で、“リスク”と捉える人は、不安や恐れを感じ、挑戦を避ける選択をするかもしれません。このように、私たちが世界をどう捉えるかは、人生の選択肢を広げるか、それとも狭めるかという点で大きな影響を持つのです。

一見すると否定的な出来事も、視点を変えることで新たな価値を見出すことができます。たとえば、仕事でミスをした場合、それを“自分の能力不足”と捉えると自己否定感に陥るかもしれません。しかし、それを“成長のための学びの機会”と捉え直すことができれば、次回への改善点を見つけ、自己成長に繋げることができます。

こうした捉え方の転換は、意識的に練習することで身につけることができます。大切なのは、どのような出来事も複数の視点から見ることができるという事実を受け入れることです。そして、自分にとって前向きな視点を選ぶことで、物事に対する感情や行動をより良い方向に変えていけます。

私たちがどのように世界を捉えるかは、私たちの内面の状態や価値観によっても影響を受けます。そのため、内面を見つめ直し、自分が大切にしているものを明確にすることも重要です。たとえば、自分の価値観に基づいて捉え方を選べば、より充実感や満足感を得ることができます。

“あなたの世界をどうしたいですか？”
私たちには、自分の世界を自分の手で作る力があります。今の自分が日々の出来事をどう捉えているかを知り、あなたが目指したい世界を作ることができます。

自分の世界を自分の手で作るためのカギは、捉え方を見直すことです。そして、そのプロセスを一人で行うことが難しいと感じるならば、信頼できるサポートを得ることも選択肢の一つです。

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