3週間ぶりの女子高生
三姉妹のシングルマザー、ゆりこです。
脳腫瘍の手術から2週間、長女りりこが高校に登校したお話です。
ニット帽と制服と
「どっちがいいと思う?」
長女りりこが学校にかぶっていくニット帽の色で悩んでいました。
「目立たないように黒にしたら?」
と、今日はひとまず黒のニット帽をかぶっていくことにしました。
脳腫瘍摘出手術の傷跡はキレイに治ってきたものの、耳の上から反対の額のあたりまで、2cm幅で刈られた髪がパンクロックのようで、傷というよりはヘアスタイルを隠すためのニット帽です。
マフラーが巻けない
制服にニット帽でバッチリ決まったのかと思っていたら、今度はマフラーが上手く巻けないと言います。
「マフラーできない!」
もう時間が迫ってきているので、りりこも私も焦ってきています。
振り向くと、ぐちゃぐちゃに巻いたマフラーが笑えました。撒き直してあげると納得したようで、リュックを背負っています。
普段通りの学校生活
担任の先生が優しく見守ってくださるタイプの先生で、りりこもどんなに安心していることかと思います。
久しぶりの学校も、普通に1日過ごしたと言っていました。
疲れた様子もなく、きっと淡々とこなしてきたのだと思います。
帽子のことも誰にもいじられずにいたようで、そういう面でも良かったと思います。
一安心の日となりました。明日もお弁当持って“普通”に登校しようね😊
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