「クライメート・リアリティ・プロジェクト」に参加しました
濃密な2日間でした。
地球温暖化についてのドキュメンタリー映画「不都合な真実」でも有名で
2007年にノーベル平和賞を受賞したアル・ゴア氏の主催。
18歳から86歳まで、800人以上の人が全国から集まった。
定員の2倍近くの人が応募したらしい。
会場はすごい熱量とパワーだった。
温暖化をなんとかしてやろう!という
超絶エネルギッシュな人が集まっている。
アル・ゴア氏のスピーチはもちろん圧巻だったけど
イオン、ソニー、三菱、三井などの企業群
再エネ発電事業者、ベンチャー企業
環境省、経済産業省、外務省
年金投資を行っている国の機関
とにかくたくさんのトップの人たちの講演が直接聞けて
大・大・大満足。
心に残ったフレーズを書き留めておきます。
一人ひとりでは出来ることは少ないけれど、
みんなで繋がれば出来ることがある
1kW/hあたりの二酸化炭素排出量
古い石炭火力で例えば800g、高効率の石炭火力で700g、天然ガスで350g
高効率の石炭火力に置き換えるより天然ガスに置き換えた方がいいはずなのに、なぜか高効率の石炭火力に置き換えようとするのが日本の問題
日本は世界から5年単位で政策トレンドから遅れている
石炭火力+CCSという議論は世界では消えている
主要国では日本以外では聞かなくなった
それなのに環境省でさえもそれを支持している状況
エネルギーは手段でしかない
エネルギーから先のまちづくりまで考えられるのが価値
うるさいことをいう人がいないとチームは機能しない
しかし建設的な意見を言う必要はある
気象予報士 千種ゆり子