トルクメニスタンの宝物
トルクメニスタン・メルブ遺跡(現在はマリー)に散らばるタイル破片で作った世界地図。
以前、トルクメニスタンの美しいガイド・グーニャの事も書きましたが、当時(今から40年ほど前)は、トルクメニスタンのメルブ周辺には、土器やタイルの破片が散乱していました。
まだまだ、遺跡の管理とか保存まで、できていなかったんですね。
それを拾って、以前、冬のモスクワの版画を作製して下さった、彫刻家さんが作ってくれたもの。
彫刻家さんと初めて一緒に行っのが、このシルクロードの最深部旅でした。中央アジアシルクロードは、私の子供の頃からの憧れの地でした。モンゴルとの戦争があり歴史に翻弄されてきた場所。それでも商人が西洋と東洋を繋ぎ、仏教を命がけで広げた道。
でも今その道は、あまりにものどかで駱駝とロバが俯いて歩く道でした。
ありがとうございます。今も私の宝物です。