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コーチングを受けてみた。(備忘録)

2月末からコーチングを受け始めた。
もう何年も人生に悩み、その都度ノートに気持ちを書いて整理したりしてきたが、
理想の人生と今の自分とのギャップは年々大きくなるばかり。
とても苦しい状態なのはずっと変わらないし、悩んで自己嫌悪の繰り返し。

もう1人ではどうにも解決しなそうなので受けてみることにした。
担当はとても明るくてはきはきした女の人。山田さん(仮名)とする。
体験セッションを受けて、継続することにした。

1回目は子供の頃の話。
幼少期〜高校まで。
2回目は大学から今に至るまで。

小学生の頃の私は、なんでも平均以上できる子だった。
テストではいい点をとり、漢字を覚えるのも得意だった。
徒競走ではいつも上位にいたし、一輪車も練習して乗れるようになった。
(今の小学生は一輪車に乗ったりするのかな?)
一番覚えているのは、国語の時間。
教科書に載っている物語文を、先生が段落ごとにバラバラにして
それを正しい順番に並べ替えるというもの。
2択でクラス全員と私(1人)で意見が分かれ、私が正解したこと。
それがすごくすごく嬉しかった。

中学になって塾に行き始めた。
熱血先生の元、テストの点数でクラス分けがあったり厳しかったけど
頑張れる環境が整っている塾が好きだった。本当に行って良かったと思う。
早くから受験に対する話をしてくれたおかげで、1年生からずっと勉強を頑張れたし行きたい高校に合格できた。

ここから雲行きが怪しくなる。

高校でも塾に行けばいいものを、金額にビビってしまい通うのをやめてしまう。
これは別に親にお金が厳しいとか言われたわけではなく、自分で勝手にそうした。
一気に授業についていけなくなり、そんな自分を見て見ぬ振りしたまま部活に励んだ。

大学受験は1校しか受からず、そこに行くことになった。
そして私は友達ができなくなった。

あんなに気の合う友達が多くて楽しかった高校時代とは別物のように
仲良くなれそうな人が全然いない。興味のある部活やサークルもない。
今振り返っても暗黒時代としか言いようがない。
高い入学金を払ってもらった以上、親に辞めたいとも言えない。
一緒に授業受けるような子は何人かいたが、本当の意味で仲良くはなれなかった。他大学に進学した高校の友達と遊んでる方がよっぽど楽しかった。

そして就活もしっかり苦労した。

会社員になってからも、社風にフィットしていない感覚をずっと持っていた。

こんな話を1時間近く話して見えてきたことは、「力が発揮できるかは人や環境にものすごく左右される」「頑張るには目標が必要(とりあえず頑張る ができない)」ということと、
子供の頃は人よりできることが当たり前だったため、大人になっても自分への期待値が下げられない。そして期待通りの自分になっていない現状を受け入れられず苦しいのだとわかった。

大学受験の時点で、頑張ることを諦めた。
それなのに自分への期待値だけが高いままでそりゃ理想の自分になるわけない。
就活は諦めずに頑張ったとは思うけれど、「就職すること」への頑張りであって
高校受験のように「あの高校に行きたい」という目標ではないから
達成感がないのかもしれない。
ただ面接に行きまくるのではなく、自己分析をもっと努力するべきだった。
そしたら今の会社にはいないかもしれないし、卒業間際まで就活をせずに済んだかもしれない。

10年以上前のことなのに、今でも後悔が押し寄せてくる。
きっとこのままの生活を続ければ私は死ぬまでこの後悔を引きずるだろう。

諦め癖というのは他にもあって。
婚活も、正直結婚は無理だろうなって思いながらしているし
20代前半から行っていた合コンだって
ずっと私は選ばれないだろうなって心のどこかで思いながら参加していた。

本当は私だって満足できる人生を生きたい
けど、今まで生きてきた中で負の感情が圧倒的に多いため今から幸せになれる気がしない。
山田さんには「幸せになることを諦めている」と言われた。
今は苦しい、生きづらいのがデフォルトになっている。
それも全部自分が選択したことなんだけど。

コーチングは向き合いたくないことに向き合わないといけないので
苦しいけど、1人で悩んでた時より少し前進できたような気もする。
次回までの宿題もあるのでそれも頑張らなきゃ。

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