Yurika Mitsui

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私をライフセービング全日本選手権9連覇に仕立てた大嫌いだったあだ名

小学5年生の夏 全国JOCジュニアオリンピックで4位だった私は 天狗になってた もちろん、その時は自分で自分のことを 「調子に乗ってる」 だなんて思いもしなかった でも、今、思い返せば何かと甘えていたような気もしなくもない… どこか痛ければすぐにコーチに言ったり 練習も頑張っているつもりだったのかも 集中できていなかったかも 向上心にかけていたかも もっともっと、できることあったんじゃないかな そして、私についたあだ名は 「過去の栄光にしがみつく女」

    • 競泳をやっていたときにはなかった、ライフセービング競技だからこそ生まれた考え方

      ライフセービングプール競技の中に、 溺れた人に見たてたマネキンを 泳いで運ぶ速さを競う種目がある。 私は左手でマネキンを持ち、右手は片手クロールのように手をまわす マネキンを運ぶ速さは まだまだ誰にも負けない自信がある そんな今の私の状態を作り上げたきっかけの話 大学一年生の秋、 JLAハイパフォーマンスチームにBチーム(U20の枠)として選出された 日本代表候補となる強化指定選手の集まりだ そこで、初めて世界大会の内容を知った 6人で、約20種目に出場

      • 競泳の合宿中に投げかけられた、練習とはどんなものかを知った一言

        中学1年生の冬合宿 A、B、Cの3つのチームに分けられて私は念願のAチームに入ることが出来た。 しまちゃん(全中3位で憧れの先輩)と、かおちゃんと一緒だ!!がんばるぞ!! と意気込んでいたが 初日から鬼のような練習で、すでに腕があがらなくなってた… たしか練習の〆が16コメ(1600m個人メドレー)だった気がする 32コメだっけ?? ある日の練習メニュー 100×12(1’20) 100×12(1’15) 100×12(1’10”) …。 (1’10”

        • 今だから言えること

          ついに世界選手権の延期が発表された この前、noteで延期先は未定って書いたけど、 2020年に行われるはずだったこの大会は 2022年に変更が決まった 実質中止だ (もともとは、2020年にイタリア🇮🇹、2022年にモロッコ🇲🇦で行われる予定だった) この大会がなくなったことを知って パッと頭に思い浮かんだことが二つあった 一つは、 私にとって2回目の世界大会のとき、プレッシャーに押しつぶされて 「嵐がきてレースなんてできなくなればイイ」 って一瞬でも

          覚悟を決めて、やりたおした!!と誇れる一年間

          小学5年生の時の全国JOCジュニアオリンピック大会 200m自由形で4位を獲った 初めての全国大会の決勝だったけど、メダルをとれなかったことが悔しくて写真撮影の時もにっこりできなかったんだよね よし!次こそ絶対メダル!と意気込んでいたところ、バイクに跳ねられて鎖骨を骨折。 そして、反対の肩は亜脱臼を繰り返した 怪我が続いたこと、自分への甘えもあって いつのまにか決勝どころか全国大会からも遠のいてしまっていた 高校二年生の夏、 インターハイ予選で800m自由形に

          覚悟を決めて、やりたおした!!と誇れる一年間

          世界選手権がなくなった今、思うこと

          私が最大の目標として設定していた ライフセービング世界選手権2020がなくなった 正確に言うと、延期 延期先は「2021 or 2022」としか書かれていない 2021年の1月に開催されるなら、 今から9ヶ月後、、、? 2022年に開催されるなら、もともと予定されていた世界世界選手権2022に収束されて、実質中止ってこと、、、? (ライフセービング世界選手権は2年に一度) そんな状況で今の私の率直な気持ちを綴っておこうと思う 2016年、オランダ🇳🇱で行われ

          世界選手権がなくなった今、思うこと