英語を使った仕事につく~英語の実践力のあげ方②~
英語は、Input(Listining&Reading)とOutput(Writing&Speaking)に分かれ、日本語はOutput、Speakingが苦手とされている。仕方がない、日本では、外国人と話す機会なんて普通に暮らしていたらめったにない。日本の英語教育も、テキストを"復唱"させられるが、自分の意見を英語で考えて発表したり、ディスカッションは求めない。
そのSpeakingを求め、英会話学校に通うのは一昔前の話。今はネットで、それに安価で外国人と話をするサイトはたくさんある。だた、共通の趣味の友達を作るなら、SNSなどを使って繋がれるが、あくまでも仕事につなげるのであれば、どの英会話サイトを利用するか、十分な考慮は必要だろう。
始める前に、心がけることは、
正しい英語をしゃべらなくていい
カナダの語学学校のカウンセラーをしていた時、「日本人はテストをすると点数が高いが、全然しゃべらない。ブラジル人は、テストは全然全出来ないが、間違った文法でもどんどんしゃべる。日本人とブラジル人を足して2で割った生徒はいないのか?」と、とある先生に冗談交じりで言われたことがある。それくらい、日本人は「間違った英語を話したら恥ずかしい」と思う人が多い。もちろん、私もそんな一人だった。
日本の英語教育は、文法、文法、文法ばかりやっているので、正しい英語をしゃべらばいといけないという”呪い”にかけられている。確かに、文法は大事だが、正しい文法を意識して話すのは、もっと、もっと後でいい。まずは恥を捨て、話すことへの抵抗を小さくするということ。
少し考えてほしい、
あなたの友人、家族、同僚は、正しい日本語でしゃべってますか?
言葉を省略したり、隠語を使ったり、意味を知らずに知ったかぶりしていませんか?下手すれば、外国人の方が正しい日本語を知っているかもしれない。また、たどたどしい日本語でしゃべる外国人がいたら、理解しようと一生懸命に聞くだろう。意味不明なことを言っても、前後の話や身振りなどで、「こういうこと?」と確認するだろう。外国人と言っても、英語のネイティブスピーカーの割合は少ない
要するに、大差はないのだ。ただ、英語を話している時間と、度胸の違い
まずは、言いたいことが相手に伝わる、わかるというに必死になればいい。それが克服できると、上達は早い。だって、散々文法も、英単語もやってきたでしょ!
それと、英会話学校に行くにしても、オンラインにせよ、色々な先生がいる。いきなり外国人は厳しいと思う人は、
日系の先生を選ぶ
というのもいいだろう。両親が日本人だが、日本に住んだことがない、けど、日本の文化は知っているという”バックグラウンドは同じだぞ”という、安心感が持てるだろう。
追記:sagako0302さんのイラストを使わせていただきました。ありがとうございました。
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